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2004/02/29(日)
うるう年
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今日は4年に1度のうるう年。みなさんはなぜうるう年というものがあるか知っていますか?今日の日記も雑学。お勉強しましょう(笑) 地球は太陽の周りを回っています。その1周にかかる時間が1年なのですが実際には365.2422日かかります。もし1年を365日に固定すると余りが積み重なって10年で2日ほど、100年だと24日もずれてきてしまいます。そこで、今から2000年以上前にローマのユリウス・カエサルという人が4年に1度、1年を366日にするうるう年を入れたユリウス暦(れき)を作りました。そうすると1年は平均365・25日になります。しかしこれだと今度は約130年で1日の狂いが出てしまいます。ユリウス暦ができて1600年以上たった16世紀には、たまった季節のずれが10日以上になり具合が悪くなったので、ローマ法王グレゴリオ13世が改良版のグレゴリオ暦を作りました。これが今、広く使われている暦(こよみ)であります。ということで西暦で100で割り切れる年、1800年、1900年などはうるう年としないことにし、400で割り切れる1600年や2000年はうるう年とすることになりました。これだと1年は平均365・2425日で、約3000年に1日のずれで済むことになります。ではなぜうるう年は2月29日なのか?それはユリウス暦の前の古ローマ暦では、1年は今の3月に始まり2月で終わっていました。そのため最後の2月で調整することになったのです。その後ユリウス暦から今の1月を年の初めとしたので、中途半端な時期に調整する感じになったのです。 どうですか?勉強になりましたか?余談ですが2月29日生まれの人は、法律では誕生日の前日の24時に1歳加わるということにしているということなので28日の24時に1歳年をとることになっています。
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