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2018/07/04(水) バリウム検査がありました
温帯低気圧とはなりましたが、今回の台風7号に関連する大雨で沖縄から北海道という広い範囲で被害が出てしまっています、、。沖縄では世界遺産が崩れてしまったり、北海道では河川の氾濫が起こってしまいました。明日以降も、大雨予想が各地で出ていることもあり、不安は続きますね、、、。

今日朝一番の診察は、バリウム検査のネコちゃんでした。先週に嘔吐で診察にいらっしゃっており内服も出ておりましたが、その後も嘔吐が続いているとのことで、先日の診察時に話が出ていたバリウム検査を受けたいとのお電話を昨日いただいておりました。
ネコちゃん自身は食べたい気持ちもあって実際に食べるけれどもドライフードを食べると吐いてしまうということでした。ウエットフードは吐かないというお話もなさっていましたので、いよいよ食道の病気の可能性も高くなり、早速にバリウムを飲んでもらってレントゲン撮影を行っていきました。すると、やはりバリウムが食度に白く写り込んでいました。その後、30分後も残っておりましたので、その後も30分間隔で確認していき、最終的には、バリウムを飲んでから約2時間後に食道からバリウムがなくなりました。このことから、食道拡張となってしまっている事が確認され、液状であるバリウムですら食道にしばらく留まってしまっているので、固形物はより流れづらくそのために吐きやすいということになるので、なるべく重力で胃に流れていけるように、傾斜をつけたスタイルで食事を摂ってもらうように環境づくりをしていきましょうとお伝えをしています。

手術は、猫ちゃんの避妊手術と去勢手術が1件ずつ行われました。

今日の写真は、どちらも今日行われたとある処置の様子です。(、、アップしようとしましたが、不調でアップできず、、)その処置は、便秘の猫ちゃんの排便処置で器械を使用して便を引っ張り出すような内容の処置となります。自力でのすっきりとした排便が困難で、数週間にわたり便秘状態が続いてしまう子に行っています。原因としては、巨大結腸症といって、結腸大腸が伸びてしまって便を押し出す本来の働きが弱まるためで、さらに大腸に留まる時間が長ければ、便の水分もどんどんなくなり、どんどん圧縮もされるので、まるで石のような硬さになっている子もおりますし、排便姿勢を一生懸命にしても出なくて、そのうちに吐いてしまう子も中におります。処置は、器械が届く範囲で便を掴み摘出していきますが、手前の便がなくなれば、奥から便が動いて取れる位置に降りてくることから、定期的に処置を行っている子については可能な限り午前中に来院をして頂き一回目の処置をして、その後お預かりをして夕方に二回目の処置をという形をとらせて頂き、できるだけ取り残しが少ないようにしています。ちなみに、最近便がとても硬い、出づらい、などお悩みのネコちゃん用の療法フードのご紹介もできますので、お悩みの子はご相談くださいね。午後7時(対馬)


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