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2018/05/23(水) お耳がパンパン?
午前中は晴れていたのに、午後からは雨が降り出してきましたね。
今日は、午前中よりも、夕方の遅い時間から混雑をした日となりました。

手術はネコちゃんの去勢手術が1件、そして、わんちゃんの耳血腫の手術が予定されていました。耳血腫=ジケッシュと読みます。腫が付くので腫瘍の類かなと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは耳の耳介部(立耳か垂れ耳かを判断する部分)の中の毛細血管が切れ、その内部に血液がパンパンに溜まってしまっている状態のことを意味しています。では、どうして毛細血管が切れてしまうのでしょうか??最大の理由は、根本原因に外耳炎を引き起こしてしまっていて、耳を猛烈に気にして掻きむしったり、特にブンブンと激しく頭を振ることが挙げられます。ですので、単純に溜まった血液を抜いたり、手術をするのみならず、しっかり外耳炎の治療も並行していく事が不可欠です。また、耳血腫は、必ずしも外科的な治療ではなく、耳の変形はありますが内科的に自然に引けていくのを待つという方法を選択することも多くあります。しかしながら、この子のケースは、先日の来院時の診察自体が困難を極め、麻酔沈静が必要だったこと、以前にも反対側も耳血腫の手術の経歴があるとのお話もオーナーさんよりあり、合わせて耳血腫の手術も行う流れとなっておりました。今夜は一泊をし安静に過ごし、退院は明日の予定となります。

写真は、上記でお話をした手術中の写真を、スタッフがプリントアウトしているところです。オーナーさんにお見せしながら手術内容の説明をさせて頂きます。

今夜は、時間外診療もありました。5か月前に股関節を脱臼して麻酔沈静下ではめ込む処置を行ったワンちゃんが、再度同様の状況になってしまったとの事。来院をしたワンちゃんを診てみると、やはり股関節脱臼の状況でした。オーナーさん側から、以前と同じはめ込む処置ではなく、以前に説明を受けていた手術の方向で、とのご意向があり、明日の昼から股関節の骨頭と呼ばれる部分切除の手術を行う事となりました。ですので、今夜は術前の血液検査を沈痛の注射治療のみを行ってそのまま入院という形をとりました。

明日ですが、午後の診察時間の変更があり、都合により18時までとなっておりますのでよろしくお願い致します。午後8時(対馬)


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