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2018/04/20(金)
お花見シーズンイン
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桜の開花宣言が出てからは天気も良くて、1日で花のボリュームが増えていくのが分かりますね(´∀`*)ウフフ待ちに待った季節という感じです!!明日明後日の週末は絶好のお花見日和になるようなので、張り切って出かけたいですね!
体調が悪く来院をしたネコちゃんの中に、ご飯を食べなくなってしまったという事で来院をした子がおりました。お話を伺っていくと、吐くのが続いていて、それも食べてから1時間経たないうちに吐く事が多いとの事。こういう状態の場合、食道や胃に原因があることが多くあります。まずは血液検査で内科的な異常がないかどうか、また、通常のレントゲン撮影も行って状況を診ていきました。内科的な問題(腎臓や肝臓等の臓器)はなかったものの、レントゲンで少し気になる点があったこと、ご来院時間が午前中の早い時間だったことから、バリウム検査も併せて行っていく流れとなりました。
バリウム検査は、以前にも何回かここでも紹介をしているので、何となくご存知の方も多かったりするかもですが、まずは、バリウムを飲んでもらう事が第一段階です。飼い主さんに励ましてもらいながら、スタッフがシリンジでバリウムを飲ませていきます。飲み終えたら、すぐに1回目の撮影をして食道でのバリウムの流れを診ます。問題がなければ白く残ることはないですし、異常があれば食道内に白くバリウムが写り込みます。この後は30分後、1時間後、2時間後、、、など時間をあけながら流れを追っていきます。 食道に留まってしまっている子の場合、食道拡張という食道がダランとなってしまい液状のバリウムでさえ流れが悪いので、固形のフードはもっと流れが悪く胃に行く前に吐いてしまうという事が起こりえます。
血液検査が多く行われた日でしたので、検査機器で検査をしているスタッフと、出た結果を飼い主さんに説明をしている院長を今日の写真にしてました。スタッフはCRP検査という体内の炎症反応を調べる機器を操作中です。2タイプの専用スポイトを用い、試薬と検体を混ぜ合わせ、3分ほど温めて、最後にまた別の試薬をポタリと入れて、そこから測定スタート!という風に、いくつかの手順をかけて測定するものです。院長は、飼い主さんにそれぞれの数値をお伝えして、引っかかっているところがあればその治療をどのような形で進めていくかを決めていきます。いくつかの方法がある場合は、飼い主さんとのご相談をしながら決めていく事も多くあります。午後7時(対馬)
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