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2018/02/06(火)
めざせ健康な歯!
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暴風雪の予報が出ていたので、いつくるかとハラハラしている日でしたが、風がかなり強かったものの雪も降り続くことなくで、ちょっとホッとしました。これから朝にかけてがまた心配ですが、、、。
今日予定をされていた手術は、わんちゃんの歯石除去処置でした。ここでも何度も触れてきた処置のひとつなので、スタッフ日記をよくご覧頂いている飼い主さんにはご存知の方も多いと思いますし、ウチの子も処置しましたーという方もいらっしゃるかもしれませんね(^_^)
人間社会でも口腔ケアの一つとして歯石を取る処置がありますが、ヒトと決定的に異なることは、ペットは全身麻酔を入れての処置となることです。ですので、手術と同様の流れで、診察〜術前検査〜予約制での処置〜日帰りもしくは1泊の点滴治療というふうに、段階を踏んでの処置となります。 処置の内容としては、名前の通り歯石を超音波スケーラーという器械を用いて歯石を砕きながら除去していくのですが、大部分の子達は歯槽膿漏を起こしてしまっており、歯の根っこが傷みグラグラの状態、、、、(´;ω;`)このようになってしまっている歯は抜歯処置も行うこととなります。一回の処置で十数本も抜かざるを得なかった子達もたくさんいましたが、処置を行った子達には、びっしりこびり付いた歯石も取れて、痛かった歯も抜いて、お口の中がスッキリしたなぁと感じてくれていたら、、、嬉しいなぁと思っています。 ちなみに、、、歯周病で恐ろしいことは、歯がボロボロになるだけではありません、、、口腔内の細菌が全身をめぐることで心臓疾患、腎臓疾患など、内科的な問題を引き起こすリスクがあるんですよ、、((+_+))
さて、病院で歯の処置を受けてスッキリさっぱり!でもそれで終わりではありません!ここからが大切なところで飼い主さんの出番です! 歯石が付く一番の理由は、食生活。カリカリのドライフード以外も食べている子に歯石は付きやすく、今までと同じ食生活&口腔ケアを何もしない(できない)とあっという間に処置前の状態に戻ってしまいます:;(∩´`∩);:じゃあ歯磨きをがんばろう!というのは簡単で、、、現実的に歯磨き習慣のない子に突然始めたらビックリするし怖がってしまうだけなので、、、始めるには本当に少しずつ口を触ることからスタートして、慣れたら指で口の中に触れて、次はガーゼを指に巻いてマッサージ、、、最終的には歯ブラシまで行けたら最高ですね!これらをかなり嫌がってしまう子の場合は、デンタルガムが良いですね。今の時代各種様々出回っていますが、当院では動物病院専用で口腔内環境を整えたりする効果があるデンタルガムを推奨しております!もちろん、処置を受けていない子でも、お口の健康の為のデンタルケアは非常に大切ですので、歯磨きやデンタルガムを習慣にしていただき、丈夫な歯でシニア期も気持ちよく元気に過ごしてほしいです!
今日の写真は、上は院長が月一回で注射治療を受けているネコちゃんのための注射を準備をしているところです。下は歯石除去をしたワンちゃんが退院するときの様子です。院長からの説明が終わりスタッフがワンちゃんを飼い主さんの元へ抱っこしてお返しに向かっています。午後7時(対馬)
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