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2018/01/22(月)
食事の大切さ
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今日は全国的にニュースになっていますが、関東のほうでも大雪に警戒というほどの寒波が日本に来ているようですね(T_T)秋田はそれほどでしたが、明日から吹雪マークが並んでいました。。。つい先日大寒を迎えたわけですが、文字通り2月頭までは、一年で一番厳しい寒さが続きそうですね。交通機関などにあまり影響が出なければいいですね(@_@)
今日は月曜日なので午後のみの診察となっておりましたが、午前にはワンちゃんの膀胱結石の手術が行われました。 このワンちゃんは、去年、尿検査で結石が出ていて、そのときの飲み薬や食事のお話しをしている状態でした。その後は、本来1か月後に再検査の尿検査は行われておらず、食事だけを続けているという状況でした。ただ、その食事療法も中々うまく出来てはいなかったようで、つい先日診察に来た際、排尿がうまくできていないとのことでした。導尿してみるとすでに入りが悪く、その時は応急的な処置を行いまずは排尿をすることはできるようになりました。が、レントゲンを撮ってみると膀胱内に大きな結石が見られましたので、本日手術にて摘出となりました。手術自体は1時間ほどで、カテーテルを入れて洗い、結石が残っていないか確認してレントゲンに写っていた結石を取り出し術後は最低でも3泊は入院となります。 また、午後からの診察では、ネコちゃんの尿道結石で全身麻酔を入れて処置を行った子がいました。この子も、去年に排尿のことで診察に来ていて、検査に出すと結石が出ていたので、しばらく注射治療と内服、そして食事の話をしていたのですが。。。良くなってきたのと同時に、尿検査の再検査も出しておらず、食事も市販のものをあげていたそうです。その為、数か月たった今、以前はまだカテーテルは通っていた尿道が石で完全に塞がれていて、今日は麻酔を入れた大きな処置となりました。この子は、血液検査で腎臓の数値が振り切ってしまうほどでしたので、上記のワンちゃんと同じように最低3泊の入院が必要となります。 食事療法がどれだけ大切なのかは、最初の説明では中々伝わりにくいところがあるかもしれませんが、うまくできていないと、最初は注射の治療で済むものが、今回のように大きな処置や手術が必要になってきてしまいます。これから先の一生のことですので、スタッフもできる限りの説明とサポートはさせて頂きます!
今日の写真はワンちゃんの手術時の様子と、手術で取れた結石です。午後7時(佐藤)
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