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2018/01/21(日)
ストーブの前の陣取り合戦 勝者はワンちゃん・ネコちゃん
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最近はあまり病院の前に雪が積もることも少なく、降っても消えてしまう事が多かったのですが、明日からテレビでも伝えられているように大寒波が来るとの事、秋田県も週間天気予報で明日から最高気温が氷点下な日々が続くようですね。また、布団から出られなくなり、ストーブの前から動けなくなる日が続きますね。飼い主さんからもワンちゃん・ネコちゃんたちが暖房の一番良いところを陣取って動かないといお話を伺います。人もペットたちも同じですよね。気持ちは十分に分かります。
病院は天気のせいもあってか、特別混雑する事はありませんでしたが、常に患者さんがいらっしゃっている状況が続いておりました。
診察では腎不全で定期的に治療にいらっしゃっているネコちゃんたちや血液検査で白血球とCRPの数値が高いワンちゃんの再検査、以前から心不全でお薬を飲んでいるワンちゃんが来院されました。このワンちゃんは咳がひどく出るという事で来院されました。心不全が進行したり、寒暖の差があるところへ行ったりなど、色々な原因で症状が悪化することがありますので、こういった時期は特に気を付けてあげましょう。お薬は咳を抑えるための気管支拡張剤などのが入った粉薬をお出ししました。 他にも混合ワクチンの接種にいらっしゃったワンちゃん・ネコちゃんもいらっしゃり、ネコちゃんは今回が初めての5種のワクチン接種になるため、猫エイズ・猫白血病に感染をしていないか、事前に血液検査を行いました。 また、肘のところに出来物があり、局所麻酔で摘出する手術も行われました。摘出した出来物は病理検査に出して、詳しく調べて頂く事となりました。局所麻酔は出来物の大きさ・場所、手術を受ける子の性格によってできる・できないの差が出てきます。局所麻酔の方がもちろん体への負担は軽いという事もあります。入院も基本的にはありません。飼い主さんは日ごろからワンちゃん・ネコちゃんの体をできるだけ隅々まで撫でて、早期発見ができるようにしてあげましょう。
写真は入院中のネコちゃんの治療中の様子です。後ほど飼い主さんも面会にいらっしゃっておりました。 もう一枚は局所麻酔で出来物を摘出したワンちゃんの飼い主さんです。動かないようにおさえる時、飼い主さんにおさえるのをお手伝いして頂いております。これは術後の管理について先生からお話をしているところです。pm12:00(畠山)
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