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2017/09/22(金)
脾腫
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最近、朝晩が特に冷えていて、段々と秋を感じます。。。一応、シルバーウィークとうたわれているこの週ですが、色々なイベントを通して「秋」を感じてる人も多くいるのではないでしょうか!ちなみに私は、盛岡に行ってみたり、仙台に行ってみたりと、東北を満喫する1週間でした(#^.^#)ただ、やっぱり夜は秋田が一番冷えていました。(笑)
さて、本日は特に混雑する事はなく、落ち着いた一日でした。 お昼からの手術では、皮膚の表面にあるのではなく、お腹の中にある腫瘍の手術でした。気付いたころには、レントゲン上で確認できる大きさで10センチ以上はある大きな腫瘍になっていました。また、その時点で本人の食欲や元気が低下していた為、一旦お家に戻って手術をした場合のリスクや、術中のお話しなどを踏まえて手術を行うのか、相談していただくことになりました。その後も様子見をしながら何回か注射治療を行いましたが前ほどに元気が戻るわけでもなく、、、そこで飼い主様が、手術を行う決断をされたということでしたので、本日摘出となりました。お腹を開けるまでどういう腫瘍の状態かわかりませんでしたが、いざ開けると脾臓が大きな腫瘍となり、腸間膜に癒着している状態でした。癒着した部分を少しずつ剥がします。さらに、腸間膜の摘出によって腸の壊死がおきる可能性も含めて腸切除も行いました。一連の流れを終えて、無事に大きくなった脾腫を取り除くことはできました。が、大切なのはこの後で、まずはICUにいれて今は様子を見ています。また、腸切除を行ったため、食事などの管理も気を付けて数日は入院となります。
写真は、朝にスタッフと院長が、入院しているワンちゃんの注射治療を行おうとしているところと、検便の検査結果を飼い主様にお伝えしているところです。
尚、明日は祝日ですので休診となります。お間違いのないようにお願い致します。午後7時15分(佐藤)
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