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2017/09/15(金)
歯石を予防しよう
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少しずつ台風が近づいてくる感じが嫌ですね、、、なんだか風も昨日から強かったりしていますし、、秋田には18日に最接近しそうなので、連休最終日に当たりそうな感じですね。。。
今日は、午前中に集中して混雑があった日でした。
昼には、歯石除去&抜歯処置が行われました。今週は、切ったり縫ったりというような、一般に手術というと思い浮かぶような手術は少なく、歯石除去が多く予定されていた週でした。明日もまた1頭処置予定となっており、今週だけで合計4頭、そしてみんなミニチュアダックスさんです。偶然なのか、それとも人気犬種なので頭数自体が多いせいなのか、、しかしながらどういうわけか以前からダントツでこの犬種の子たちが歯石除去&抜歯処置を多く行っておりますし、今日歯石の診察を受けて来週に予定を組んだ子もダックスさんでした。犬種によって頭の骨格の差がありますが、歯石が出来ていく過程は、食生活などの生活環境が大きく関わってきますので、環境の差の方が大きく影響を与えていると考えられます。噛むことで歯と歯ぐきに適度な刺激を与えたり、唾液の分泌を促すことで、歯石も付きにくくなりますし、逆に、柔らかいものを食べることが多ければ、それだけ刺激も唾液も少なくなりますので、歯石が付きやすい環境が口の中に出来てしまいますね。 私たちもに置き換えて考えてみましょう。飲み食いしてしばらくすると、歯がざらつく感覚があると思いますね、それが歯垢でそれを歯磨きで取ることをしますね!でももしそのままにしておくと、、、歯垢と細菌が増えまくりがっちり歯石になり、口臭はひどくなり、おそらくきっと自分自身も臭いが気になって来るでしょうし、口の中は違和感あるでしょうし、時間の経過とともに、歯肉が痛みだすでしょうし、歯の根っこもダメになって、、、。想像すると怖いですね。けれども、病院に診察に来て歯石除去と抜歯が必要な子たちは、現実にこういう状況に陥ってしまっています(T_T) ですので、処置後はまたならないようにと、歯石をつかない様な取り組みをおすすめしたり、また、予防的に歯のケアのお話しは事あるごとに飼い主さん達にお伝えするようにしております。
写真は、どちらも今日処置をしたワンちゃんの治療とケアの様子です。ちなみに、歯は13本の抜歯でした。午後7時20分(対馬)
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