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2017/07/28(金)
パワー
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雨が降りそうで降らない一日でしたね。先日の大雨の被害もまだまだ全貌が不明ですし、被害拡大にならないためにも、しばらく雨が降らないといいなと願うばかりです。
さっそくですが、今日の昼はワンちゃんの口の中の腫瘍摘出手術が予定されていました。口腔内腫瘍は体に比べるとそう多いものではありませんし、まじまじと口の中をみる事もそれほど多くはないかもしれませんが、大きくなる速度が速かったりするケースも多いですので、体のみならず、あーんと口の中のチェック行ってあげて、発見したら早い段階で受診されることをお奨めいたします!
午後には局所麻酔による出来物の摘出手術が行われました。先日の日記当番日には2件局所麻酔の子の来院があったなぁと思いだしています。今日のワンちゃんは体格の大きな子でしたので、出来れば男性の方のお力もあるとベストですという事でお伝えをしており、今日は男性の方含め三人でいらっしゃっておりましたので、しっかりとおさえて頂きながら手術を行っていきました。 小型犬とは比較にならないパワーが大きなワンちゃんにはありますので、何をするにも力が必要ですし、また、治療(特に外傷や術後ケアなどの外的なもの)については、いかに人が管理していけるかが重要なポイントになります!!例えば、外傷や手術部分を舐めないようにする為にエリザベスカラーを着けたりするケースは多くありますが、大きな子は壊せてしまうパワーがあり、あっという間にボロボロにされてしまってテープで補強しながら使っている子は過去にも何頭もいましたし、飼い主さんが四六時中監視されていたという事もありますした。。ご自宅のみならず、病院で必要な治療や処置をする場合も、もしイヤイヤしてしまっていたら制止する人間側も頑張っておさえねばですので、私たちスタッフのみならず、飼い主さんのご協力が必須となります!
今日の写真は、上が診察中の様子で、院長が一通り診察を終え、帰りがけの飼い主さんとお話をしているところです。下は、ICUで入院中のワンちゃんの夕方の治療を行おうとしているところです。院長が注射を準備しつつ、スタッフは、タオル交換の準備や夕食の準備を完了させています。ICUは、高濃度酸素治療室になっておりますので、扉の開閉は最小限にとどめています。これは、一度扉を開けると、当たり前ですが酸素濃度はまた通常となり、また閉めて高濃度の酸素になるまで時間を要してしまいます。なるべく濃度を一定に保った状態をキープして呼吸の負担を減らしていきたいという意味もありそのようなことをしております。ですので、面会にいらっしゃった場合も、ICUの子は原則扉越しをお願いしております。午後7時半(対馬)
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