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2017/04/09(日)
天気の移り変わり
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昨日来院されたネコちゃんのお話しなんですが、最近は天気がいい日はすごく調子がいいんですが、天気が悪いと食欲が落ちるとの事、他にも天気に左右されるネコちゃんはいらっしゃるようで、たまにそんなお話を伺うことがあります。これから梅雨の時期が来たりと、天気の移り変わりがありますから、天気がいい日が出来るだけ多い日を願いたいですね。
病院は診察前からすでに数名の患者さんがお待ちになっており、カルテが5〜6枚並ぶ事もありました。しかし、後半12時前にはさすがに落ち着いたような感じでした。
そして診察では胃拡張胃捻転症候群という食後に胃がねじれてしまう病気、この病気はすぐに対処しないと亡くなってしまう怖い病気です。主に大型犬に多いとされていますが、もちろん小型犬、中型犬でも起こり得ることではあります。今回は中型犬のワンちゃんでした。すぐに血液検査とレントゲン撮影を行い、胃に針を刺してガスを抜く処置を行いました。その後は検査結果に沿って治療を行いました。 他にも血便をしているというワンちゃんも来院されました。昨日はいつも以上に食欲があり、今日は血便があり食欲もなくなってしまったとの事でした。誤飲なども視野に入れ、血液検査とレントゲン撮影、検便を行いました。血液検査では肝臓の数値が少し高かったものの、検便で消化不良が見られたため、原因は食べ過ぎが考えられました。レントゲンでは腸にガスが溜まっていたのと、一緒に写っていた心臓が大きいことが分かりました。治療は注射治療と内服薬で経過を診ていく事となりました。 また、猫ウィルス性鼻気管炎という伝染病に感染してしまったネコちゃんもおりました。幸いこのネコちゃんは混合ワクチンを接種していた為、比較的重い症状は現れませんでした。食欲もあるという事だったので治療は内服薬と点鼻薬をお出ししました。そして、このネコちゃんは腎臓の数値が以前から悪くなることがあったので、飼い主さんの希望で血液検査と検便も行いました。しかし、検査結果は特別異常は見られなかった為、そちらの方はひとまず安心ということになりました。
写真はたくさん並んでいるカルテと胃拡張胃捻転症候群のワンちゃんのレントゲンをチェック中の先生です。pm12:05(畠山)
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