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2017/03/13(月)
隠れ肥満(+o+)
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ここ数日は朝こそ冷え込んでいますが、日中はわりと気温が上がることが多くなりめっきり春めいてきていますね〜!あとひと月ちょっとすれば桜の開花もする季節でとってもうきうきします
毎週月曜日は午前中の診察は休診となっておりますので、通常の診察自体はありませんが、スタッフのみは朝9時から継続的なお薬・療法食をお求めの飼い主さんの対応をさせて頂いています。また、平常時は昼休みに行っている手術も、この午前中の時間を使って長丁場になる大きな手術などを行ったりすることがあります。 今日は、16キロほどのワンちゃんの子宮蓄膿症の手術が予定されていました。この病気は読んで字のごとく子宮に膿が溜まってしまう病気で、元気食欲が落ちたり、飲水量が多くなったり、場合によっては外陰部から膿状のおりものが出たりしてくるのが特徴です。この子は、数日前の初来院時外陰部から多量の膿が出ているのにもかかわらず、元気も食欲もあるというお話しで院長も驚くほどの子でしが、何はともあれ元気食欲があることは良いことです!しかしながらまずは悪さをしている部分を摘出していく事が大切です。さらに貧血がひどくなったり、毒素で腎臓にもダメージがいくこともあり、命に関わってくる事態が起こり得るのです(>_<)見た目がスマートな子でしたので、手術はスムーズに進むかと思いきや、、、開けてみると内臓脂肪がこってりとあり手術は脂肪との格闘となりました。避妊手術もそうなのですが、見た目が太ってしまっている以外にも、いわゆる隠れ肥満ともいう内臓脂肪たっぷりな子は、手術がかなり大変になってしまいます。何につけても肥満は良くないことが多いですので、気を付けていきましょう!さて、手術のワンちゃんですが無事に手術を終えて点滴をしながら経過を看ているところです。安静第一な状況なので少なくとも明後日くらいまでは入院予定です。夕方には再度飼い主さんにおいでいただいて、詳しい手術内容や面会などをしていただきました。術後間もなくですが、飼い主さんの姿をみて元気な様子を見せてくれていて安心しました。
午後から始まる診察には、早くから受付をお済ませになりお待ちになっている方も数人おりましたし、その後も診察の子達の来院が続きカルテも並んでいる時間が続きました。少し前に出来物の細胞診を行った子は、その結果も踏まえてやはり摘出したいとの事で、サイズから局所麻酔でも可能でしたので今日このまま摘出手術を行いました。また、便が出ていないとの事で来院をした男の子のネコちゃんは、診察で便ではなく尿が出ていない尿道閉鎖の状況でしたので、急きょ麻酔鎮静下での処置となりました。
写真ですが、上は上記でお伝えをした手術時の様子です。一通り院長は手の消毒&術着も完了しています。スタッフは術部の消毒薬をアルコール綿で拭き取っています。まもなく始まるという瞬間ですね。下は見るだけでもわくわくするお菓子の箱です。明日のホワイトデーを前に院長がスタッフにスイーツを持って来てくれました☆ヾ(≧▽≦)ノ☆昼休みにスタッフ一同おいしく頂こうと思います〜〜ありがとうございます☆午後7時30分(対馬)
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