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2017/02/05(日)
再発を防ごう
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昨日の大混雑から打って変わって、比較的穏やかな日となりました。今日は、スタッフの一人が看護師のセミナーに東京に出かけております!新しい情報を仕入れてきてくれることを楽しみにお留守番です。
さてそんな中、オシッコが全く出なくなってしまったとのことで受診をしたネコちゃんがおりました。この子は数年前にも同様の状況での受診、治療歴のある子でした。残念ながら療法食での治療もやめてしまっておられる状況で、、、膀胱結石が再発してしまって今回の状態となってしまいました。お腹に触れてみると、膀胱がパンパンになるくらい尿が溜まってしまってかなり危険な状態におかれていることが分かり、リスクがあることはやむを得ないですが麻酔鎮静をいれて、機械で尿道の詰まりを解除する処置を早急に行い、その後つまりを解除して出てきた尿は、真っ赤な血尿でジャリジャリと砂状の結石を感じるものでした。同時に行っていた血液検査では、腎臓にかなりのダメージを受けていて数値は機械を振り切ってしまっているほどです。前回の頃よりも高齢となっている分、身体への負担も大きくなっているので、心配ですが徐々に回復していく事を願いつつケアを行っていきます。
写真は、上が椎間板ヘルニアで通院をしているワンちゃんのレーザー処置を行っている様子です。ここ最近、椎間板ヘルニアを発症している子が多いなぁと感じます。リスクを下げるために、太らせずにスマート体形を目指す、フローリングなど滑る床は避けて、滑らない素材を敷いてあげる、足裏の毛はすっきりカットして肉球を露出させてあげる、段差の乗り降りはなるべくさせない、など日常生活で気を付けられることはいくつもありますので、ちょっと意識してみて下さいね!下は、先ほど入院をしたネコちゃんの点滴の管理をしているところです。午後12時(対馬)
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