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2017/02/02(木)
年間マスク消費量
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ついに東京と関東3県、九州2県で花粉シーズン入りしたそうです。なんて恐ろしいニュースでしょう。花粉症にはつらい時期がきますね。私は春と秋の両方に花粉シーズンを迎えます。そして、冬は風邪をひいたりして、結局マスクを外せるのは夏のみ・・・。色々つらいです(;一_一)
病院は全体的にみると特別混雑したという事はありませんでしたが、やはり午前11時台は診察が集中します。
診察では歩き方がおかしいというミニチュアダックスのワンちゃんが2頭来院しました。この犬種の場合、こういった症状が現れるとすぐに椎間板ヘルニアの疑いが考えられます。その為、2頭とも腰椎と胸椎のレントゲン撮影を行いました。しかし、椎間板ヘルニアも単純なレントゲン撮影だけではヘルニアになっている場所が分かる場合と分からない場合があります。内、1頭のワンちゃんはレントゲンに特別な異常は見つかりませんでした。他の症状として、食欲がなく、2回ほど吐いたという事でした。同時に行った血液検査では白血球が高く、炎症を示すCRPの数値も高くなっていたので、今日は注射治療と皮下点滴治療を行いました。吐き気もあるという事だったので、内服薬はお出ししませんでした。しかし、油断は禁物ですので、気を付けて見ていてあげてくださいとお話ししました。 そして、もう1頭のワンちゃんは椎間板ヘルニアであることがレントゲンで分かり、注射治療とレーザー処置を行いました。消炎鎮痛剤もお出しして、絶対安静で落ち着くまではできるだけ通院していただくようお話ししました。 椎間板ヘルニアは胴長・短足の子に多く発症しやすいとされています。腰に負担がかかる運動、抱きかかえ方、太らせないことも注意の1つに入ります。 また、あまり様子を観すぎてしまうのも良くありませんので、症状が見られたら、できるだけ早めにご来院ください。 さらに、椎間板ヘルニアではありませんが、最近では色々なサプリメントが出ているということもあり、カルシウムの過剰摂取などで、関節などにカルシウム沈着を起こしてしまう子がいらっしゃったりします。これも症状としては歩き方がおかしかったりします。これは犬種等は関係ありません。人間も同様ですが、バランスの良い食事を心がけたいですね。
手術は男の子のネコちゃんの去勢手術が1件行われました。夕方飼い主さんがお迎えにいらっしゃり、術後の管理などをお話しさせていただいた上、退院となりました。
写真は手術後、抜糸にいらっしゃったワンちゃんの抜糸の様子です。 もう一枚は去勢手術を行ったネコちゃんが退院され、入院室の掃除をしているところです。pm7:00(畠山)
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