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2017/10/07(土)
予防のための不妊手術
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もうすぐ体育の日ですね。体育といえば、私は体力測定を思い出します。あれほどまでに走ることはもう今後ないだろうなぁとか長座体前屈などは体が硬い私としてはもう地獄のようなもので、すでにスタート地点の時点ですでに足が痛い。。。当然結果も延びない・・・。先生や友達にちゃんとやれと言われ、背中を押してくれるものの『硬っ!!』と言われるのが大体のパターンでした(苦笑)志村けんさんに負けず劣らずの硬さ((>_<))
病院は雨という事もあり比較的穏やかな1日となりました。
診察では元気・食欲がなく、お尻から出血をしているという男の子のワンちゃんが来院されました。お尻から指を入れて触診を行ったところ、前立腺肥大であることが分かりました。念のため、血液検査とレントゲン撮影も行いました。このワンちゃんは片睾丸といって、睾丸が1つしか下りてきておりませんでした。睾丸が下りてきていない場合、その睾丸がいずれガンかする可能性もありますが、それは専門の検査機関に取って調べてもらうしかありません。とりあえず、去勢手術を行って前立腺が引けていくのを期待するしかありません。しかし、このワンちゃんは娘さんのワンちゃんだった為、連れて来てくださったお父様・お母様が勝手に決められない為、一旦お家で相談して頂き、なおかつ、ちょっと難しいお話しになってしまう為、夕方に娘さんにお話を聞きにご来院頂く事となりました。 他にも咳をしているというワンちゃんも来院されました。前からちょこちょこ咳はしていたものの、今回は2日続けて咳をしているという事でした。検査は胸部のレントゲン撮影を行いました。結果は心肥大と気管支炎を起こしていることが分かりました。特にひどい子は診察室や待合室でもずっと咳をしているのですが、このワンちゃんは病院では比較的落ち着いていた為、内服薬で経過を見ていくことにしました。 更に子宮蓄膿症という子宮に膿が溜まってしまう病気になってしまったネコちゃんも来院されました。検査はレントゲン撮影と血液検査が行われました。血液検査では通常上がるはずの白血球の数値は上がっておらず、代わりに猫エイズに感染している疑いが出てきました。猫エイズに感染している子の手術は大きなリスクとなります。その事について飼い主さんにはご理解いただき、ネコちゃんが来院された時間帯などの関係から、夜、診察が終わった後に手術を行う事となりました。
写真はレントゲン撮影を行い、撮影したワンちゃんのデータを機械に入力しているところです。 もう一枚は昨日田んぼで見つけた稲です。たくさんお米がなっていて、重みで倒れてしまっていました。新米が楽しみですね(⌒∇⌒) それではこれから手術に行ってまいります!!pm6:00(畠山)
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