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2017/01/26(木)
スキンシップのススメ
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ほんの少し寒さが緩んだ一日でしたね、ちょっと暖かいとホッとしますね。ただ溶けた雪で移動が何かと大変にはなってしまいます、、、(+o+)
日差しのある日中に混雑をした日でした。特に11時を過ぎたあたりから来院をされた方も多く、少し待ち時間も発生しておりました。久しぶりに大型犬のとってもやんちゃな子犬ちゃんが来院をしたり、咳がでて、、、という事で来院をした子は、血液検査とレントゲンの結果でフィラリアに感染をしてしまっていることが分かりました。飼い主さんには、フィラリアの事一通りお話をし、この先これ以上虫を増やさないように予防を頑張りましょうということなどお伝えしました。まだまだフィラリアは発生のある病気で、しっかりと正しく予防できる病気ですので、また春からしっかり予防していきましょうね!
今日予定されていた手術は、ワンちゃんの腫瘍摘出手術です。不妊手術以外で年間一番多い手術は腫瘍摘出手術です。ちなみに今週は火水木、そして明日も腫瘍の手術が予定されており、これだけでも多さが感じられますね。腫瘍は体の内外どこにでも出現してきます。飼い主さんが日ごろのスキンシップで気づくのはほとんどが体の外側に出ている出来物で、見つけた際にきっと飼い主さんが気になることは悪いもの(がん)じゃないかな、、、という事だと思います。基本的に見ただけでの良性・悪性の判断は難しいので、手術で摘出したうえで病理検査で検査をすることで判断をしていきます。病理検査は当院では飼い主さんの任意としておりますので、大半の方は検査をされますが摘出だけで、、という方も中にはおります。また、細胞診検査という出来物に針を2、3回穿刺をしてその細胞をみていく検査もあり、手術を考える上での参考にということで先にこの検査を行うケースもあります。 今日手術を行った子は、合計9カ所の腫瘍を取り全てを病理検査に出しています。複数個所を検査した場合、全部同じ結果で出ないことが多々あり、過去にも良性、悪性、炎症性、、出したもの全部異なる性質のものだったという事が何例もあったりします。 普段の生活の中で、体の隅々まで触れて何か触るものがないかどうか、よく看てあげる習慣をぜひおすすめします。大きさと場所によりますが、局所麻酔で取れるものもありますし、全身麻酔での手術になったとしても、より小さな段階での手術の方が本人への負担も少なくてすみますので、気になる出来物、しこりがあったら、早い段階での受診をおすすめします。
写真は、上は診察処置中の様子です。外耳炎の処置をしておりスタッフは綿棒を処置しやすいように整えながら一本ずつ並べています。下は、飼い主さんに処方するお薬の小分作業中です。塗り薬、点耳薬を丁寧に小分けしております。午後7時(対馬)
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