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2016/09/16(金)
平均寿命
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ネットニュースに「ペットの平均寿命延びる」という記事を見つけました。1990年の平均寿命に比べてワンちゃんが1.5倍、ネコちゃんが2.3倍に延びたそうです。90年はワンちゃん8.6歳、ネコちゃん5.1歳だったのが2014年にはワンちゃん13.2歳、ネコちゃん11.9歳となったそうです。体感としては15歳以上のような気もするなと思っていたのですが・・・。先生と話していて、病気や事故などで亡くなってしまった子も入った平均なのかもしれないねと話しておりました。平均寿命が延びた理由としてはワクチンの普及や獣医師の増加、食事の質の向上などが考えられるそうです。他の記事にも「動物のお年寄り 健康の秘訣は」という記事も見つけました。こちらは動物園でのお話しでしたが、「おおらかさ」と「共同生活の刺激」とありました。これをワンちゃん・ネコちゃんたちにあわせるとしたら、おおらかな生活を送るためにはやはり「しつけ」と「お互いの信頼関係」だとおもいます。ワンちゃんなどは「待て」や「お座り」などがどんな環境化でも出来る子は、気持ちを落ち着けることが出来ますね。また、記事には定期的な健康チェック(血液検査)も行っているようでした。ワンちゃんもネコちゃんも7歳を超えたらそろそろ定期健診も考えてみてあげて下さい。
病院は診察が集中する時間帯と穏やかな時間帯と波のある1日となりました。
診察では皮膚病の治療にいらっしゃったワンちゃんや以前便から回虫という寄生虫が見つかり、虫下しのお薬を飲んだネコちゃんが本日2回目の虫下しにいらっしゃいました。(当院では虫下しは基本的に2回飲みます。)その際に混合ワクチンや避妊手術のご質問があった為、その件についてもお話をさせて頂きました。 他にも爪が伸びて肉球に食い込んでしまったというネコちゃんも来院されました。処置は爪を切って食い込んでいるところはお薬を塗って包帯を巻きました。また、大きな毛玉も出来ており、放っておくと皮膚炎を起こしてしまうこともあるので、その箇所だけバリカンで刈ることとなりました。やはり皮膚炎を起こしかけておりました。歳をとると爪とぎの力がなくなり、研いでいてもちゃんと研がれていなかったり、毛づくろいもあまりやらなくなることが増えてきますので、歳を重ねて来たら日ごろから状態をチェックしてあげましょう。
写真は女の子のネコちゃんの避妊手術の様子です。今日はネコちゃんの避妊手術が2件行われました。奥で先生が手を消毒し、スタッフが切開部分の消毒液をアルコール綿でふき取ろうとしているところです。 もう一枚は血液検査を行ったワンちゃんの検査結果をカルテに記入しているところです。pm7:28(畠山)
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