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2016/08/31(水)
台風の爪痕、、、
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隣県の岩手県、そして北海道に甚大な被害を出した台風10号、被害地域の方をおもうと心が痛みます。史上初めてのコースを辿ったのも、異例の気圧配置の影響との話だったので、気象の異常は大きな影響をもたらしますね、、、。 秋田市は、昨夜に台風の接近・通過があり一時期の暴風雨以降は天気も回復し、穏やかな朝を迎えることができました。あちこちにちらばっている葉っぱなどが、風の強さを感じさせました。もうしばらくは台風のシーズンですし、まだ油断はできませんね。
病院は、それほど混雑することもなくスムーズな診察の流れでした。 今日も様々な診察が行われましたが、ワンちゃんの体に重いものが誤って落ちてしまったということでいらっしゃった方がおりました。小型犬の子犬で体も小さいこともあり心配でしたが、レントゲン撮影の結果幸い骨へのダメージはなく、数日安静にしながら経過を看ていくことになりました。飼い主さんも、とてもホッとされ今までの緊張がほぐれたご様子で、私たちも安心をしました。
また、ネコちゃんで頭を振って、片方の耳を痒そうにしているということでのご来院がありました。お耳の処置を行ってみると、確かに片方の耳だけに汚れが付いてきて、もう片方はとてもきれいな状況です。通常、こういうパターンだと、細菌やカビなどの外耳炎が有力ですが、お話を伺っていくと、新しく子猫を迎えていて、その子が耳ダニの治療経歴があったとのこと。耳ダニをご存じの方も多いと思いますが、目に見えない、耳に住むダニで、持っている子から感染するものです。もしかしたら、、と耳ダニの検査も行ったところ、、、耳ダニが発見されました。おそらく、感染したばかりで、まだ片耳だけに居たということでしょうか。耳ダニの感染力もすごいですし、また他の感染症を持っている可能性が否定できない以上は、それを先住動物に感染させないという意味でも、お互いの存在になれるという意味でも、保護した子をすぐに先住動物と一緒に、、ということは控えた方が良いですねとお伝えしています。耳ダニは治療さえきっちり行えば治りますが、猫エイズや猫白血病は感染すると取り返しのきかないことですから、、、、。
昼からの手術は、ネコちゃんの避妊手術とワンちゃんの腫瘍摘出の手術が行われました。 写真は、上が摘出された腫瘍を病理検査に送るため、書類作成をしている様子と、下は、腫瘍摘出手術の際の様子を収めた写真をプリントアウトしているところです。午後7時20分(対馬)
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