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2016/07/22(金)
祭りの余韻
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天気にも恵まれ大変盛り上がった港祭りも、あっという間に二日間を駆け抜けていきましたね。今朝の土崎の街中は、楽しかったお祭りの余韻を感じる朝でした。港祭りが終わってしまうとなんだか寂しいような気持ちにもなりますが、、また!来年ですね!
今日は午前中よりも午後の診察時間の方が混雑をしたり、急遽手術が必要な子の来院があったりした日でした。 緊急で手術を行った子は、来院をされる前にお電話にて、排便体勢をするけれども便が出なくて便秘かなというご相談からはじまった子でした。便秘薬の話もされていたのですが、ひと口に、排便体勢で便が出ないということでも、単に便秘で力んでいるという理由以外にも、その真逆で、便が緩すぎて残便感からのしぶりということも考えられますので、うかつに便秘薬などの下剤の使用も難しいことをお伝えし、まずは受診されることをおすすめし、来院して直接診せて頂きました。診察をしてみたところ、外陰部から膿が出ていることが分かり、子宮の病気にかかってしまっていることが判明しました。子宮蓄膿症という病気で、特徴的な症状として水を飲む量が増えてきますので、おそらく大量に水を飲み、その影響で便が緩くなり、しぶりがあって当初のご相談の状況となっていたのではという予想となりました。いずれにしても、この病気では、まずは手術を行っての摘出が先決ということを院長から飼い主さんにお話をし、ちょうど午前中の出来事でしたので、このままお預かり〜手術、入院という流れとなりました。心不全の持病があるこではありましたが、手術にも耐えてくれ、術中待機していただいていた飼い主さんとも面会をし、予定としては明後日の退院予定です。また、この子の前には予定されていたワンちゃんの避妊手術も一件行われておりました。子宮蓄膿症は、避妊手術を行っていない高齢の子にリスクがある病気ですので、子供を産ませる予定がないという場合は、若いうちに病気予防という観点からの不妊手術をおすすめしています。
写真は、上が手術終了後に器具の洗浄を行っているところです。下は、院長が入院中の子の注射治療のために準備をしていた様子です。午後8時10分(対馬)
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