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2016/06/08(水) 高温多湿になると増えるビョウキとは!?
梅雨入りを控えた県内は今朝からどんよりした天気の一日でした。雨も降りだしましたし、明日も降り続くようです。さわやかな新緑の季節を過ぎ、これからは梅雨のジメッとした日が多くなってきそうですね。とはいうものの、近年は梅雨入り梅雨明けがはっきりしなかったり、梅雨自体がなかったという年もありましたので、やはり異常気象ということなんでしょうね(・_・;)

これからの季節に増えてくる疾患といえば、吐いたり下痢を起こすような胃腸障害、皮膚の細菌感染の膿皮症が主に上げられます。
胃腸症状はいわゆる食中毒的なケースで、冬はそれほどみかけないですが、気温が上がってくるにつれて、元気はあるけど下痢をしてしまったり、吐き気も伴って来院するワンちゃんが増えてきます。まずは検便と、状態によっては血液検査も行うケースもありますがいずれも異常がないことが多く、推測されることは散歩の際などに拾い食いをしてしまい、食あたりを起こしてしまっていることです。逆に血液検査で例えば肝機能などに異常が出ていたりすると、例えば農薬などによる中毒の恐れも考えられます。どちらにしても、散歩に出る際には、散歩コースを気を付けたり、何か口にしないかを十分に見ることができるよう、自由に放してのお散歩は控えたり、夜間は懐中電灯などでワンちゃんの動きを見守ってあげるなどが対策になると思います!

もうひとつの膿皮症ですが、これはいわゆるトビヒみたいなもので、室内で暮らしているワンちゃんよりも、外で暮らしているワンちゃんに起こりやすいものです。特に、毛が長かったり密に生えているような子に多く、一晩もあればぐちゅぐちゅとした皮膚炎があっという間に広がってしまいます。環境にもよりますが、発見が遅くなりハエが寄ってきてしまいそこからウジ虫が、、、というケースもありました。ので!外にいる子は特に通気性の良い衛生的な環境と、毛を涼しげなサマーカットにしたり、とにかくこまめに全身チェックが大切です!

この夏、こういう症状での来院がいつもよりも少ないといいなと願っております!
そして万一何か異常を感じたら早めの受診もおすすめします。

写真は、上はレントゲンの現像を行っているスタッフです。カルテをみながらデータを入力しています。今日は何かとレントゲン撮影が多かった日でした。下は、本日手術を行ったワンちゃんの夕方の治療を行おうとしている院長です。今日はネコちゃんの避妊手術とこの子のお耳の手術が行われました。午後8時(対馬)


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