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2016/06/18(土) ダニ被害!
病院は特別混雑することはありませんでしたが、常に患者さんがいらっしゃっているような状況が続いておりました。とくに最近は診察終わり間際が混みやすく、11時台と(土曜日は18時までなので)17時台は患者さんが集中しておりました。

診察では左後肢をかばって、ずっと上げっぱなしというワンちゃんが来院されました。先生が触診を行った後、膝関節と股関節、足先のレントゲン撮影を行いました。特別骨折など骨に異常は見つからなかったものの、膝蓋骨という膝のお皿の脱臼と、前十字靭帯損傷という診断が出されました。今回は痛み止めなどのお薬をお出しして、減量を行ってから手術を考えていく運びとなりました。減量を行わないと、右後肢に負担がかかり、そちらも痛めてしまう恐れがありますので、徹底した減量をしていただく事となりました。
他にも首を痛めたようで上を向くことが出来ないというワンちゃんや乳腺腫瘍の再発で術前検査を行った子もおりました。
さらにダニの被害でいらっしゃったワンちゃんもおりました。通常は専用の器具を使ってダニを取って、お薬を塗って、ノミダニ駆除剤をつけていただく流れとなります。しかし、今回のワンちゃんは耳の中に大量のダニがついており、全身麻酔をかけての処置となりました。取れたダニは全部で53匹!!先生のお話では過去最多の数だったそうです。ダニが多すぎて出血などもしていたため、消毒をしてからお薬を塗りました。麻酔をかけた後は顔をしっかり上げるまでお帰り頂くわけにはいかないため、数時間ほどお預かりさせて頂きました。飼い主さんがお迎えにいらっしゃった際にノミダニ駆除剤の付け方をお話ししながら滴下しました。ダニは多すぎると貧血を起こしたり、病気を持ち込んだりしますので、しっかり駆除してあげましょう。また、万が一ダニを見つけた場合はくちばしが皮膚に残らないように根元から抜く必要があるため、それに気をつけて除去していただくなり、ノミダニ駆除剤を使用するなり、病院を受診していただければと思います。ノミダニ駆除剤は体重さえわかれば飼い主さんだけ買いにいらっしゃって自宅で付けることもできますので、スタッフにご相談ください。

写真はダニの被害にあったワンちゃんから取ったダニとフィラリアに感染してしまったワンちゃんの血液から見つかったミクロフィラリアです。ミクロフィラリアはフィラリアの赤ちゃんで、蚊がこのワンちゃんの血を吸うときに一緒にミクロフィラリアを吸って、別のワンちゃんを吸血する際に体にミクロフィラリアが入って感染するというものです。しかし、どの蚊がフィラリアを持っているか分からないため、フィラリアの予防はきっちり行っていきましょう。pm6:53(畠山)


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