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2016/05/13(金) 予防
フィラリアの予防予定日があと1週間となりました。当院では5月から予防開始の方は5月20日〜11月20日が予防開始予定日とさせていただいております。6月から開始する方は6月10日〜11月10日となります。しかし、近年温暖化の影響で暑い日が長くなり、蚊の発生期間も長くなっていることから5月からの7回の予防を当院ではオススメしております。6月から開始された方でも10月の半ば、体育の日になっても蚊がいる場合は12月も内服していただいたほうが安心かと思います。一度検討していただくと共に、そろそろフィラリアの予防の準備をお願いいたします。また、フィラリアの予防薬のご注文の際はお電話などであらかじめご連絡いただきますようお願いいたします。

病院は患者さんが常にいらっしゃっているような状況が続き、受付では診察が終わった方々やお薬の注文などであわただしいものとなりました。

診察では外陰部が出血をしているというネコちゃんが来院され、血液検査とレントゲン撮影が行われました。検査では白血球の数値が高く、外に出ることもあり猫エイズに感染していることが分かりました。レントゲンでは子宮がしっかりと写っており、子宮蓄膿症であることが分かりました。まだ若いネコちゃんなので通常は摘出手術を行うことが多いのですが、この子の場合は猫エイズに感染している為、通常のネコちゃんよりもリスクが大きくなります。その為、検査結果を踏まえて、外科的に手術を行うのか、内科的に内服薬で行くのかご家族で相談して来て頂くこととなりました。手術の場合は子宮と卵巣を摘出してしまう為、再発することはありませんが、内科的に治療を行う場合は再発が高い確率で考えられるのと、内服だけでちゃんと収まるのかはネコちゃん次第となります。
ネコちゃんの子宮蓄膿症はワンちゃんよりは頻度は少ないものの、ワンちゃんもネコちゃんも避妊手術で予防することができます。
また、猫エイズは感染しているネコちゃんとのケンカで感染します。お外に出歩く子は猫エイズワクチンの接種をオススメしております。
今回のネコちゃんはもともと野良猫ちゃんだった為、未然に防ぐのは難しかったかもしれませんが、心配な方はスタッフにお気軽にご相談ください。

今日行われた手術はワンちゃんの睾丸腫瘍の摘出手術が行われました。術後は点滴を入れてお預かりとなりました。
こちらも去勢手術で予防できますので、ご相談いただければと思います。

写真は首の後ろや足の付け根などに腫瘍のようなできものができたため、細胞診検査を行ったワンちゃんたちの書類製作と検体の準備を行っているところです。これを札幌の検査機関に送って詳しく調べてもらいます。
もう一枚は手術中の様子です。この摘出した腫瘍も検査機関に送って詳しく調べてもらうこととなりました。pm20:00(畠山)


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