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2016/03/12(土)
一歩ずつ春です
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午前中、一瞬だけでしたが雪が舞っていて、なごり雪かなぁとながめていました。週間予報からも雪だるまマークがすっかり消えてしまっていますし、日中の気温も高くなってきていますから嬉しい気持ちです。
土曜日の午前中は混雑する事が比較的多いとは思っていますが、今日はそれほど混雑することなくスムーズな流れで診察があったと感じます。 その中で、急に後ろ足が利かなくなってしまったと来院をしたワンちゃんがおりました。品種はダックスフントです。この組み合わせで一番懸念される事が椎間板ヘルニアです。発症率がダントツの一位になっている理由として、体型が胴長短足という背骨に負荷がかかりやすい構造上の理由が挙げられます。結果として、来院をしたワンちゃんもこの病気の可能性が非常に高く、血液検査にレントゲン、そしてそれに向けた治療を行っていきました。また、治療開始直後からしばらくは、絶対安静ですのでサークルにて安静状態で様子を看て頂くようにということと、抱っこの仕方にもポイントがあり、背骨に負担を掛けないように抱き上げるように2点で支えてもらうやり方をお伝えしました。これから長い治療となると思いますが、少しずつの回復を願って治療に当たっていきたいです。
写真上は、先日の日記でもお伝えしている専門学校からの実習生さんの実習の様子です。実習期間中は、スタッフに付いてさまざまな可能な範囲の仕事を行ってもらっています。写真では、手術で使用し洗濯が完了した手術用の布にコロコロで毛やゴミを取ってもらってから、スタッフにたたみ方のレクチャーを受けながら実践しているところです。下は、明日の診察に向けてアルコール綿を補充している様子です。午後6時10分(対馬)
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