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2016/03/11(金) 出来る限りの情報を!
病院は特別混雑する事はありませんでしたが、診察が続くときは検査の方も含めて3〜4枚のカルテが並ぶこともありましたが、一旦落ち着くと、お薬やお食事だけだったりと、比較的静かな時間帯があったりと、波のある日となりました。

診察では心不全で咳がひどく続いているというワンちゃんが来院され、注射治療を行いました。飼い主さんのお話では特に夜の咳がひどく、ワンちゃんもご家族の方も眠れない状況だったそうです。早く少しでも咳が楽になってくれればいいなと思います。
他にも以前に膀胱結石の摘出手術を行ったワンちゃんの抜糸や腎不全で皮下点滴治療を行ったネコちゃんたち、昨日から吐いており、食欲もなくなったというネコちゃんも来院されました。いつもと違うものを食べたとか、人の出入りが多刈ったり、環境が変わったなど心当たりを伺ってみると、いつもは食べないサンマの皮を食べたかもしれないという事でした。見た目の元気はとてもよかったという事もあり、今回は吐き気止めなどの注射治療と内服薬を3日分お出しして様子をみていく事となりました。
ここで吐き気についてお話を少しして見たいと思います。基本的にワンちゃん・ネコちゃんたちは人よりも吐きやすい子達です。月に1回程度でその後も食欲も元気もある場合はそのまま様子を見て頂いてもいいかと思います。
しかし、それ以上のペースで吐いてしまう場合は1度血液検査などで内科的異常がないか確認して見てはいかがでしょう。
また、吐いた時の様子も知りたいので、状況がよくわかる方にご来院頂き、吐いた色(白い泡、黄色い泡、食事など)や頻度、食後どれくらい経った後なのか、食事とは関係ないのか、日頃から誤飲・誤食の可能性があるのか、オヤツはどんなものを食べているのかなど出来るだけたくさんの情報を教えて頂ければと思います。
また、ワンちゃんの咳は吐き気と間違えられやすいこともあります。吐こうとしているのに何も出てこない、特に興奮した時や朝方などが多い気がするという場合は、咳の可能性も考えられます。
その後、頂いた症状に応じて、血液検査やレントゲン撮影、症状次第ではバリウム検査を行う事もあります。
最近ではすっかり雪も溶けて来て、道にいろいろなものが落ちている事があります。誤って、それを口にしてしまう事がありますので、お散歩時も注意して見てあげましょう。

手術は男の子のネコちゃんの去勢手術が1件と男の子のワンちゃんの睾丸腫瘍の摘出手術1件が行われました。手術方法は同じなのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、手術方法はまったく違っています。通常の去勢手術は皮膚に切れ目を入れて、睾丸だけを摘出します。しかし、睾丸腫瘍の場合は覆っている皮膚ごと摘出する為、電気メスを使って行います。術後も点滴を入れて1泊お預かりとなります。

写真は睾丸腫瘍の摘出手術を行っている様子と術後、器具を洗って次の手術の為に滅菌の準備を行っているところです。pm7:00(畠山)


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