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2016/11/29(火)
イイ肉の日♪
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今朝の市内は、朝とは思えないくらいの暗さになって雪も強く降っていてビックリでした。その後は晴れ間も見えていましたが、まだ11月なのにこんな降り方をするので、今年は雪が多いのかなぁと思ってしまいます。
今日も様々な診察があった中で、肝臓治療での注射で通院中のワンちゃんの来院がありました。経過は一進一退という感じで、食欲もまちまちとのこと。飼い主さんのご意向もあって今日から入院治療に切り替えて経過を看ていくこととなりました。現段階では約1週間の治療を行ってみてから再血液検査で肝臓の数値をチェックしていく予定です。臓器によって、治療効果が数値で現れる期間に差があり、腎臓なんかですと数日ですし、肝臓だと週単位が多いです。
昼からの手術は、ワンちゃんの去勢手術+歯石除去処置が行われました。この子は、先日に尿の異常で来院をしておりその時の診察で前立腺が肥大してしまっていることが分かった子です。年齢が高くなっていくにつれ、去勢手術を行っていない子は前立腺肥大を起こすことがあり、その影響で排泄に障害をきたすケースがあります。尿の出が悪くなったりする他にも、便もなかなか出づらくなって一生懸命出そうと力むことで、お尻周辺の筋肉が裂けてヘルニアを発症してしまうことすらあります。まずは大本の原因である前立腺肥大の治療としては、そこに影響を及ぼす男性ホルモンを取り去る去勢手術が第一となるため、この子も今日この手術となったのでした。 不妊手術が一般的になってきた時代ではありますが、可愛そうというお考えの方がいらっしゃることも事実ではあります。健康なのに手術なんて、、というお気持ちからということもあってだと思います。けれども不妊手術を受けさせてあげることで、将来的に性ホルモン由来の病気を予防し守ってあげることができることもまた事実です。不妊手術のご相談はお気軽にお話しくださいね。
歯石除去では、がっちり付いている歯石を砕きとり歯根が痛みグラついてしまっている歯は抜歯をしてお口の中はスッキリさっぱりです。
写真は、上は入院のワンちゃんの点滴に各種薬剤を入れているスタッフです。下は、診察中の様子です。椎間板ヘルニアで通院中の子なのですが、毎回こうやって尻尾や後ろ足の力の入り具合や立っていられるかなどを診ていきます。日に日に立てる時間が長くなったり、尻尾の振り具合に変化が出るなど、回復が目に見えてわかるとみんなで喜びます(*^_^*)午後7時(対馬)
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