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2016/01/17(日) 栄養バランス!
ピリッとした凍てつく寒さという感じが続いていますね。日中でも凍結している道もあり慎重になっています。そんな寒さの中、今日は晴れ間もあって穏やかな感じですねぇ。明後日からの大荒れの前の静けさのようです(>_<)

今日の病院は、スタートから混雑が続き、診察が途切れる事なくカルテも常に並んでおり、待合室からはそれぞれのペット達の事をお話されている飼い主さん同士のお姿もありました。診察では、今日は内科よりも整形外科関係での受診の子が多く、手や足、股関節のレントゲン撮影が次々とあり、その子の状況に合わせた形での撮影をスタッフが飼い主さんのご協力を頂きながら行っていきました。レントゲンは横と正面の2方向からが基本となるのですが、例えば手だとフセの体勢と横向きで、これで指や腕、肘関節の骨を診ます。プラス仰向けを加えて肩の骨を診ることもあります。レントゲン撮影は撮る位置によって様々なポーズをペット達に頑張ってもらったり、痛い部分に触れて撮影をしなければならない事も多々あるので、私たちもごめんね(>_<)という気持ちになりつつも正しい診断のために撮影に入っております。
その中に、後ろ脚を痛がり歩きたがらないというお話のワンちゃんがおり、レントゲンで確認をしてみると股関節に大きな異常が見つかりました。股関節の骨がガタガタになってしまっており、滑らかさを失ってしまっていました。歩くたびに痛みがあると思いますので、歩きたがらないのはこの影響と考えられます。まずは消炎鎮痛剤などの内科的治療で経過観察となりました。ところで、成長や骨にはカルシウム!という事で、普段からニボシやカルシウム補強剤を食べさせてあげよう!というのは、実はマチガイなのをご存知でしょうか。あくまでもいわゆるキチンとした総合栄養食のペットフードを食べさせてあげているという事が前提でのお話ですが、今のペットフードはしっかりとした栄養バランスが取れているもので、もちろんそれはカルシウムも同様です。それに人為的にカルシウムを加えてしまう事で、カルシウムが過剰となり弊害が出る事があります。それがこういった関節関係への影響も一つです。また、特に大型犬の仔犬でもカルシウム過多が問題になりがちです。

写真は、上が院長がレントゲン撮影後に飼い主さんへ結果のお話をしている様子と、下はワクチン接種に向けてスタッフが注射器を準備しています。午後12時45分(対馬)


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