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2015/09/14(月)
ホームシック
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朝は霧がかっていたのですが徐々にその霧も徐々に晴れ日中は秋晴れという感じで気持ちよい一日だったように感じます。外に出ると空気感が秋って感じですよね!何をするにも良いシーズンだなぁと思います。
毎週月曜日は午前中の診察が休診となっており、診察自体は行ってはおりませんがこの時間を使って大きな手術が予定されることもしばしばあります。今日は肛門周囲腺腫という肛門周りに出来る腫瘍摘出と、昨日の診察で子宮蓄膿症の診断が出て手術を行う事となっていた子の手術が予定されておりました。腫瘍摘出の子は、心不全の持病を持っているこでしたので、細心の注意を払いながらの全身麻酔です。また、術後も酸素吸入を行うためにICUでの入院となっていました。麻酔からの醒め具合も良好でまずは一安心でした。そしてこの子は性格的にかなり興奮しやすく、病院にいる間中鳴いちゃうタイプの子で、その点も飼い主さんがご心配をされておりました。たしかに心不全のある子の大興奮は大敵ですし、術後の安静も難しくなってしまう事も。ご自宅での方が安静に出来る子の場合は、今日のように朝一に手術をして夕方に退院の運びにするケースもあります。幸い、お預かり中は予想よりも鳴く事もなく、眠ったりする時間もあったくらいでした。予定通り夕方に退院となりましたし、飼い主さんの姿を見ると大喜びでした(*^_^*) 子宮蓄膿症の子も、順調に手術も終了し明日までの入院予定でした。夕方に面会に飼い主さんがいらっしゃいましたが、この子の性格から直接会ってしまうとホームシックでまた鳴き始めてしまいそうでしたので、そぉーっと窓から覗くくらいの面会でご容赦頂きました。帰れると期待させてしまってもかわいそうですから・・(^_^;)
午後からの診察も途切れる事無く続き、すべての診察が終了したのは7時過ぎとなっておりました。 写真は、上が手術の準備をしている様子です。院長は手の消毒をスタッフは術部の消毒をしています。下は、退院の子の飼い主さんとお話をしている院長です。午後8時20分(対馬)
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