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2015/08/09(日)
季節特有の病気たち
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本日の診察は、都合により診察受付時間を11時30分までとさせて頂いておりました。診察自体はそれほどの混雑もなく、わりあいスムーズな流れとなっておりました。
診察には、この夏もすでに似たような症状で何頭も来院そして治療をしております、吐き気と下痢を起こして来院をしたワンちゃんがおりました。まずは、内科的な問題がないかどうか血液検査を行っていきました。肝臓や特に膵臓などに異常があってもこういう症状を引き起こしたりします。が、幸いこの子は検査上の異常はありませんでした。この子もそうですが、この症状で、検査上も異常がなく、そして元気はある!という感じだと、可能性として高まるのは、何かを口にしてしまっていることです。食中毒はペットにも起こりえるので、とにかく気を付けるということが第一になりますね。また、地域によっては、除草剤など農薬での中毒もかなり気を付ける事が必要だと思います。薬物中毒となると、内臓へのダメージで生命の危険も伴うことすらあります。 皮膚病での診察も何件かありました。皮膚病もこういう季節に多くなる疾患に挙げられます。皮膚の通気がポイントなので、なるべく毛は短めに、サマーカットをすることで通気を確保する事もいいですね!来院する子も短くサマーカットで夏を乗り切る子が増えています。熱がこもらないので、熱中症予防にも!
写真は上は実習中の学生さんに、レントゲン撮影後の現像作業をスタッフと一緒に行っている様子です。たくさんの日々の業務はありますが、限られた実習期間の間になるべく様々な事を経験していただければいいなと思い私たちスタッフも一緒に作業をしたりしております。下は、初めてご来院を頂き、ワクチン接種を受けたワンちゃんに証明書をお渡しするのに、データ入力を行っている様子です。午後12時10分(対馬)
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