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2015/08/22(土)
シニアからは健康チェックにも心がけを
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今日は大曲の花火大会です。午前の時点ではまさに『雨』といった天気でした。飼い主さんも「今日花火大会あるのにね」とちょっと心配そうでした。しかし、午後の時点では小雨に変わり、HPでも「予定通り行います。」と記載されておりました。 芝生の上で観覧される方はちょっと大変かもしれませんね。
病院は天気もあまり良くないせいか、患者さんもまばらでした。ときどき、晴れ間をみてなのか診察が集中する場面もありました。
診察では最近元気がなく、高齢という事もあったので、血液検査を行ったネコちゃんがおりました。結果は慢性腎不全である事が分かりました。幸いまだ初期段階だった為、内服薬で経過を診て、1ヵ月ほどしたらもう一度再検査を行い、進行している様であれば、以降皮下点滴などの注射治療を行っていく事をお話させて頂きました。ネコちゃんの場合、年を取ると腎不全になりやすく、そろそろ年もとって来たなと思ったら、健康チェックとして定期的な血液検査を考えてみてもいいかもしれませんね。腎不全は症状が出始めると進行がけっこう進んでいることが多いです。主に症状としては水を飲む量が多くなった、頻繁に吐くようになった、食欲が落ちたなどがあげられます。因みにワンちゃんは年を取ると心不全になる子が多い為、首輪がしまったのかな?水をむせたのかな?と思わせるような咳(吐き気と勘違いされる方もいらっしゃいます)が出るようになった、特に朝・晩に咳をすることが多いようですので心当たりの方は一度診察にいらっしゃって頂ければと思います。聴診と胸部のレントゲン撮影などを行う場合があります。 他にも舌に出来物が出来てしまったワンちゃんが来院され、術前検査として血液検査と胸部のレントゲン撮影を行った子や耳の治療で通院されていたワンちゃんの耳の調子が良く、今回で治療が終了となった子もおりました。
手術は女の子のネコちゃんの避妊手術が1件行われました。 夕方に飼い主さんにお迎えにいらっしゃって頂き、術後の管理についてお話をさせて頂きました。
写真は避妊手術を始める前の様子です。奥で院長が手〜腕の消毒を行い、手前では麻酔が入ったネコちゃんのお腹の切開部分の消毒を行っているところです。 もう一枚は分包機を使ってお薬の準備を行っているところです。pm6:32(畠山)
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