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2015/07/09(木)
技術の進化
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一日中日差しも強く夏を感じる日です。台風が近づいてくるようなので今後の天気が気になるところです。個人的には気象衛星ひまわり8号の運用が正式にスタートして、静止画もカラーとなったり、より鮮明になったりして、また天気予報が一歩進化したんだなぁと期待しています!
病院は、朝から診察も多かったですし、またお電話も多く頂き一時は鳴りやまないということもありましたので、お電話が繋がりにくくなってしまっていた時間帯もあったかと思います、、、。また、入院の子達も多いですし、排便処置で朝処置して夕方に二回目の処置をする為にお預かりをしたネコちゃんも2匹おりましたので、一時的にネコ入院室はほぼ満床となっていました。 診察では、小型犬でスモモの種を飲み込んでしまった様だとの事で吐かせる処置を行った場面もありました。お薬を飲ませて吐いたのですが、肝心のその種が見当たらず、、、。ご自宅にも見当たらないようですが、経過を看て行く事しかまずはないので、要観察となりました。また、女の子のワンちゃんで、生理終了して少し経つ子が体調を崩して来院をしました。こういうケースだと子宮感染を起こしてしまっている事も多く、検査を一通りしてみたところ、予想された子宮蓄膿症という事がわかり、明日摘出手術となりました。
昼からの手術は、口腔内腫瘍摘出と皮膚腫瘍を同時摘出したワンちゃんの手術が行われました。先月にも同位置の口腔内腫瘍を摘出しており、その際の病理検査では悪性腫瘍の診断が出ておりました。その後通院をしながら経過を診ておりましたが、その部分からの再発があり、徐々に大きさを増しているのが分かり、数日前再度摘出していく話も院長とオーナーさんとの間でも出て相談の結果本日の手術の方向となっておりました。今日のお預かりの際には直前の血液検査等も行い状態を診たのですが、貧血も起こしており手術に踏み切るかどうか難しい判断となりましたが、手術を行うという結論に至り、院長はじめスタッフも状態を気遣いながら手術をすすめていき、まずは本人も頑張って乗り切ってくれました!術後はICUで酸素吸入しながらの入院となりました。夕方の診察時間中にはオーナーさん達が面会にいらっしゃり院長から様々な説明などさせていただきました。
写真は、上は上記でお話をしたワンちゃんの術後の様子を院長が診ている様子です。ICUは病院の一番目に届く位置にありますし、スタッフもこの後も引き続き細心の注意を払いながら呼吸状態などこまめに様子をチェックしていました。下は、とある診察中の様子です。皮膚炎を起こしてしまっている部分があったので、その部分の毛を刈ってお薬を塗っていきました。動物の場合、毛がある事と舐めてしまうことが多いので塗り薬を使用する場合は、まずは毛刈りをします。そして、舐められないようにエリザベスカラーなどでのガードをすることも大切です。(舐められない位置、もしくは気にしないこであればその限りではありません。)午後7時20分(対馬)
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