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2015/07/05(日)
マダニの被害
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なんだか今日は日差しが強いのでしょうか?特に暑いと感じる午前でした。 週間天気予報でも25℃以上となる日が続くようですね。土曜日などは29℃まで上がるとの予報のようです。みなさん熱射病などにならないようにこまめな水分補給を忘れずに行いましょう。もちろん、ワンちゃん・ネコちゃんたちも熱中症にならないような環境づくりを行ってあげてくださいね。短頭種という鼻がつぶれた種類の子や肥満の子、心不全などを患っている子たちなどは特に注意が必要となります!
病院は診察が始まってすぐは8頭ほどのワンちゃん・ネコちゃんがお待ちになっており、混雑が予想されましたが、以降10時を過ぎたころから落ち着きが出てきました。みなさんより暑くなる前に・・・という事なのでしょうか。飼い主さんの中には「暑い暑い」と汗をかきながらワンちゃんの為に食事を買って行かれる方もおりました。
診察では爪が足に食い込んでしまったというネコちゃんが来院され、爪を切ったあと、包帯処置を行い、内服薬と包帯を取ってしまわないようにエリザベスカラーをお出ししました。出血の程度を診る為に明日も受診して頂く事となりました。 他にも以前ストルバイトという膀胱結石が検査で見つかったネコちゃんの尿検査の再検査や血液検査でCRPという炎症があると数値が上がる検査の再検査を行ったワンちゃんもおりました。 また、マダニの被害に遭ってしまったワンちゃんもおりました。ダニは体中についてしまっていた為、ある程度のダニを取って、あとはノミダニの駆除薬をつけてダニを落としていく事となりました。もしダニを見つけた場合、駆除薬を使って様子を観るか、ピンセットなどで取る方法がありますが、ピンセットなどで取る場合、お尻の方をつかんで取ってしまうと、食いついているくちばしだけが体に残ってしまい、ニキビのような炎症を起こしてしまいます。自宅で取る場合は根元から取るようにしましょう。もちろん病院に受診して頂いても構いません。尚、現在ダニなどをつかなくするというお薬は存在しません。あくまでもいかにしっかりと駆除してあげるかというものになります。病院にもお薬は置いてありますので、体重さえわかればお出しする事が出来ますし病院でお薬を滴下する事も出来ます。ダニの被害が気になる場合はぜひご相談にいらっしゃって頂ければと思います。
写真は昨日検査機関に送って尿検査の結果がFAXで届いた為、カルテに記入するところです。 もう一枚は診察中の様子です。通院のネコちゃんがいらっしゃり、家での様子を伺っています。pm12:00(畠山)
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