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2015/06/24(水)
梅雨…(T_T)
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ここ数日良いお天気が続いていますが、これから梅雨到来となると今からどんよりしてしまいます((+_+))
午前の診察では、昨晩に2,3日尿が出てなさそうという電話があり、昨日は連れてこれないとのことで今朝ネコちゃんが診察にいらっしゃっていました。他にもネコを2匹飼っていて、どの子がどのくらい尿をしているかが定かではないらしく、ただこの子はいつもよりも全然出ていなそうということでした。早速尿がたまっているかどうか院長が触診したところ、特にたまっている様子はなく、また尿カテーテルをいれて導尿し、採尿する事も出来ました。ですので、麻酔を入れての膀胱結石の処置まではいくことなく、今日はお薬をお渡ししてあとは尿検査の結果次第ということになりました。寒い季節に多くなりがちな男のネコちゃんの膀胱結石は、早く症状に気付いてあげる事で、麻酔を入れての処置は避けられるかもしれません。また冬だけではなく、最近では1週間に1、2頭のペースで尿に関する症状のネコちゃんが来院されるほど、猫ちゃんに多い病気の一つです。たまたまかな〜と見過ごしてしまうと、症状や治療内容、費用の面で、そしてなにより本人の負担も本来よりも多く掛ってきてしまうかもしれません。早めに連れてきて頂く事が安心だと思います!
午後の診察では、子宮蓄膿症かもしれない…という女の子の猫ちゃんが来院されました。このお家は、過去に他の女の子の猫ちゃんでも同じ病気をして手術をしたことがあり、今日来ていた猫ちゃんも同じような症状だったらしく連れてきましたとのことでした。血液検査とレントゲンを撮って確認すると、血液検査では子宮蓄膿症の時に上がってくる数値が明らかに上がっていました。レントゲンでは、ハッキリと見えたわけではありませんでしたが、早めに手術をしたいとのことでしたので、今日お預かりして明日急遽手術をすることになりました。飼い主様も初めての経験ではないせいか、落ち着いていて、症状にも早めに気付いていらっしゃっていました。 どの病気にもやはり早めに症状に気付いてあげる事が大切なんだなあと実感した今日の診察でした(^_^)
今日の手術は、男の子の猫ちゃんの去勢手術が1件でした。体温管理などに気を付けて、予定通り夕方の退院となりました。
写真の一枚目は、実習生さんが手術の器具を片付けているところになります。実習生さんですが、短い期間ではありますが、皆さまよろしくお願いします!二枚目は、綿棒を作っているところになります。午後7時(佐藤)
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