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2015/05/27(水)
ダイエット
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昨日の暑さとは打って変わってひんやりとした一日でしたね。早いことに、今週が終わると6月に入りますね。梅雨の時期でじめじめとした毎日が来ると思うと、今から何ともいえない気持ちになります…(-_-;)あっという間に過ぎていくので、未だにフィラリアの予防をしていない方は是非お早めに!
今日の病院は、特別混雑する様子はありませんでしたが、常に患者様がいる状態が続いていました。 診察では、昨日のお昼にアイスを食べてしまって、それについていた木の棒も一緒に食べてしまい、そこから吐き気が止まらずに元気が無いというワンちゃんがいらっしゃいました。普段もたまに、アイスを食べているらしく、その時は特に吐いたり下痢をしたりという症状は出ないようなのですが、今回は木の棒もなくなっていて、家の中を探しても出てこずに、そのワンちゃんが完璧に口にしているということでした。ただ、昨日食べてそこから何回も吐いているのにも関わらず、木の棒が出てこないという事は、胃を通り抜けて腸に達してしまった可能性があります。そうなると、腸閉塞などを起こしてしまい命に関わってきてしまいます。ただ、木の棒でしたのでただレントゲンを撮っただけではその棒がどこにいるかわからないので、バリウム検査をして動きを確認することが必要になってきます。今日は念の為レントゲンを撮りましたが、やはり何も見えず…後日様子を見ながら朝一に連れて来て頂きバリウム検査をすることになりました。 他には、以前に股関節脱臼で急遽夜に麻酔をいれて処置をしたワンちゃんが再診にいらっしゃっていました。今日はレントゲンを撮って確認したのですが、またずれてしまっていました。手術というお話も出ましたが、全く歩けないわけではないので、とりあえずこのまま様子を見て頂く事になりました。また、肥満気味の子でしたので痩せる事も治療の一つですというお話をして、ダイエットも頑張ってもらう事になりました。関節などの病気になると、肥満の子と通常の子を比べると病気になるリスクも、治ってからの再発のリスクが格段に違います。関節ではなく、心臓の病気やいざ何かの病気になってしまい、手術が必要なときなどの全身麻酔のリスクなども違います。 好きなものを好きなだけ与えることだけが愛情ではなく、その子の将来を考えて育てて頂く事が愛情だと思います。皆さんも一度自分のワンちゃんネコちゃんの食生活などについて考えてみてはいかがでしょうか。
今日の手術は、猫ちゃんの去勢手術と避妊手術が1件ずつと、犬ちゃんの乳腺腫瘍の手術が1件でした。
今日の写真の一枚目は、上記の乳腺腫瘍の手術時の様子です。二枚目は、手術のネコちゃんのタオルを交換しているところです。午後7時半(佐藤)
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