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2015/05/02(土)
5月のフィラリア予防は20日からとなります
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今日からゴールデンウィークという方も多い方と思います。前半は天気も良さそうですが、後半は雲行きがあやしくなって来るようですね。前半はどこかへお出かけをして、後半は家でゆっくりというのもいいかもしれませんね。
連休前という事もあって病院は午前・午後ともに慌ただしい1日となりました。診察はお待ちいただく時間が長い時間帯とすぐにおよび出来る時間帯と波があったように感じました。しかし、受付では診察を終えた方々のお薬と他に、お電話でのお薬のご注文なども大変多く、常に慌ただしいものとなりました。
診察では午前・午後ともに血液検査を行う子が大変多くおりました。中には猫ウイルス性鼻気管炎という伝染病に感染してしまったネコちゃんが来院されました。見た目の状態もあまり芳しくなく、去年保護されたネコちゃんだった為、年齢も定かでない事から、内科的にも異常がないか血液検査を行いました。すると、腎臓の数値が高くなっている事が分かりました。治療は注射治療と皮下点滴治療を行い、吐き気などは無いようなので飲み薬も一緒にお出しをしました。 また、食欲と元気がないという事で来院されたワンちゃんもおりました。さらに問診などを行い、避妊手術を行っていない事がわかり、子宮蓄膿症の可能性も考えて、血液検査と腹部のレントゲン撮影を行いました。血液検査では炎症反応を示すCRPの数値が振り切っておりましたが、レントゲンでは子宮が膨れている様子は見受けられなかったため、注射治療と内服薬でもう少し経過を診ていく事となりました。 他にもフィラリアの予防薬を買いにいらっしゃった方もおりました。しかし、体重が去年お出ししたお薬の規定量を超えており、去年の11月の時点で体重が超えていたかもはっきりしなかった為、フィラリアの血液検査を行う事となりました。万が一フィラリアが心臓に寄生してしまっている状態で予防薬を服用すると、副作用で具合が悪くなってしまいます。去年の予防でしっかり予防が出来ていなかったかもしれない方は予防前に検査が必要となりますので、早めにご来院頂ければと思います。また、予防薬は蚊の発生から1ヵ月ずれて内服するお薬ですので、4月から蚊が発生していたという地域の方は5月20日からの予防開始でとなりますのでよろしくお願い致します。
明日3日は朝9時〜10時まで診察を行います。以降4〜6日は休診となります。7日からは通常通りの診察となります。混雑が見込まれますので、時間に余裕を持ってご来院ください。
写真は診察室でレントゲンの結果を飼い主さんに説明している院長と次の治療の子の為の皮下点滴治療の準備を行っているところです。 もう一枚は診察が終わり、先生が処方したお薬の準備を行っているところです。遠くのレジの横には本日来院された患者さんのカルテが積み上げられております。pm6:50(畠山)
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