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2015/05/18(月)
検査の多いとなりました
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昨日と比べると一気に気温が上がって暑い一日となりましたね。今日いらっしゃっていたオーナーさんともこの気温差にやられちゃいますねという話も出て、本当にヒトだけでなくペット達も体調が付いていかない感じになるので、体調管理をしっかりしてあげたいですね。
毎週月曜日は午前中の診察が休診となっておりますので、診察は午後4時からスタートです。スタッフは朝から病院におり、今日は入院のワンちゃんのケアもありましたし、お薬やお食事のみの対応などもしておりました。また、大きな手術をこの時間に利用して行うこともたびたびありまして、今日はワンちゃんのソケイヘルニアの整復手術が予定されておりました。ソケイヘルニアは、後ろ足の内側の付け根の部分の筋肉が裂け、中から脂肪や場合によっては腸なども出てきてしまう病気で、この子もその部分が大きく膨らんでしまっている状況です。手術はその穴を綴じていく手術となります。心不全も持病でもっている子でしたので、麻酔管理も細心の注意を払いながらでしたし、術後もしばらくはICUで酸素吸入を行いながら様子を看ていきました。本人も元気な様子で安定しているようすでしたので、午後には一般の入院室へ移動も出来ましたし、一安心です。術部はどうしても動く場所ですので、安静状態を保つことが大切です。
午後からの診察は、始まる前から受付をお済ませになる方もおりましたので、スタートから慌ただしい流れとなりました。ここ最近は時期的に予防接種とフィラリアでのご来院の方が大部分でしたが、今日については体調を崩してしまってのご来院の方のほうが多かったように感じます。そのこともあって、血液検査やレントゲン撮影を行う子が立て続けにおりました。診察後半では、皮下点滴という治療を必要とする子が何頭も続きました。
写真は、上が手術の際の様子です。一通り準備が整ったのでいよいよ執刀開始です。下は、レントゲンの説明をしている様子です。と同時に、スタッフが皮下点滴の準備もしています。午後8時10分(対馬)
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