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2015/05/16(土)
もう一度お部屋の中をチェックしてみよう
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本日5月16日は「旅の日」だそうです。松尾芭蕉が「奥の細道」の旅へ出た日だとか。 今は飛行機や新幹線などがあり、行こうと思えばどこへでも行けてしまいますが、この時代は馬か徒歩だったわけですから、すごいですよね。でものんびりと自分のペースで色々な事を感じとりながらというのも良いものかもしれませんね。
病院は午前・午後ともに慌ただしい1日となりました。 今年は狂犬病や混合ワクチンの予防接種やフィラリアの予防というよりは具合が悪いという事で来院される子が多いように感じます(T₋T)
診察では目や皮膚病などの治療を行い、経過を診せにいらっしゃったワンちゃんたちやフィラリアの血液検査を行ったワンちゃん、以前から腎臓の数値が高かったワンちゃんやCRPの数値が高かったワンちゃんなどの再検査、慢性腎不全で皮下点滴治療にいらっしゃったネコちゃんたちもおりました。 他にも昨日の日記にもありました、誤飲をしてしまったワンちゃんも来院され、予定通りバリウム検査を行いました。飼い主さんのお話ではキーホルダーを飲み込んでしまったという事でしたが、レントゲンは金属物はハッキリ写し出されるものの、プラスチックは写し出されません。そして今回のレントゲンではキーホルダーのチェーンの部分がしっかりと写っておりました。さらに安全ピンも一緒に飲み込んでしまっていたようでした。幸いまだ胃にとどまっている様だったので、吐かせる処置を行いました。しかし、残念ながら異物を吐き出すことが出来なかった為、緊急で胃切開で異物を取り出す手術を行う事となり、ワンちゃんはお預かりとなりました。本日の昼は院長が狂犬病集合注射で出張となっていた為、出張から帰ってきしだいで手術が行われました。幸い手術を行う前に安全ピンはワンちゃん自ら吐き出すことができたため、キーホルダーだけ摘出を行いました。術後は点滴を入れて数日お預かりとなりました。まだ若いワンちゃんだった為、色々な事に興味津々でいろんなものを口に入れてしまいます。また、成犬のワンちゃんでも癖が治らないワンちゃんもおりますから、赤ちゃんと同様ワンちゃんの目線に立って、危ないものは無いか日頃から気をつけてあげましょう。
写真は血液検査の様子です。甲状腺ホルモンや生化学検査、フィラリアの検査と立て続けに検査が続いておりました。 もう一枚は緊急で行われた胃切開の手術の様子です。異物は摘出され、胃を縫っているところです。pm7:27(畠山)
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