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2015/04/03(金) とても残念です。
以前に新聞に載っていた事なのですが、残念なことに狂犬病の予防接種率がついに県内で8割をしたまわってしまったという記事でした。狂犬病は死亡率100%の大変恐ろしい病気です。また、人間はもちろん哺乳類全てに感染します。感染経路は咬まれることによって感染する唾液感染となります。
以前の日記にもありました通り、狂犬病の予防接種は国の法律で決められた飼い主さんとしての大切な「義務」です。大切な家族を守るために大型犬・小型犬問わず、狂犬病の予防接種はしっかり行いましょう。

診察では右の後ろ足がつかないというワンちゃんが来院され、膝や股関節などのレントゲン撮影や下痢をしているというワンちゃんは通常の検便と専用の検査キットを使ってジアルジアの検査が行われました。
他にも昨日爪を折ってしまい、包帯交換を行ったワンちゃんが経過を診せにいらっしゃいました。出血は止まっている様だったので、あとは自宅で包帯交換を行って頂く予定でしたが、飼い主さんだけでは難しいというお話だったので、約1週間ほど包帯交換で通院して頂く事となりました。
さらに、食欲がなく下痢をしており、お尻から出血をしているというワンちゃんも来院されました。飼い主さんへの問診を続けていくと、子宮蓄膿症という病気の可能性が出てきました。検査は血液検査と腹部のレントゲン撮影を行いました。すると、白血球の数値は高く、レントゲンでも子宮が膿で膨れ上がっている事が分かり、手術を行う事となりました。

手術はネコちゃんの避妊・去勢手術が1件ずつと上記でお話をしたワンちゃんの子宮蓄膿症の手術が緊急で1件、以前から予約が入っていた別の子宮蓄膿症のワンちゃんは一緒に乳腺腫瘍の摘出手術を行い、合計4件の手術が行われました。蓄膿症と乳腺腫瘍の手術を行ったワンちゃんは乳腺腫瘍の範囲が広い為、この1件だけで1時間半もの時間がかかりました。術後のネコちゃんたちは夕方飼い主さんがお迎えにいらっしゃり、退院となりました。また、昨日足の手術を行ったワンちゃんも退院となりました。子宮蓄膿症のワンちゃんたちは点滴を入れながらお預かりとなります。

写真はネコちゃんの避妊手術で静脈注射で麻酔を入れるところです。このあと、酸素マスクをつけて麻酔を維持していきます。
もう1枚の写真は子宮蓄膿症と乳腺腫瘍の摘出手術の様子です。pm7:27(畠山)


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