|
2015/03/30(月)
雪が溶けてくると・・・
|
|
|
毎週月曜日は午後のみの診察で午前は休診となります。 午前は院内清掃とお食事やお薬、電話などの対応を行っております。また、今日はこれから始まるフィラリアの予防に向けて準備を行っておりました。 さらに日帰りで点滴治療を行っているワンちゃんをお預かりをして、点滴を入れながら夕方までワンちゃんの様子看ておりました。顔つきも以前よりもよくなってきており、食事もいつもの半分以上は食べれるようになりましたという飼い主さんのお話でした。この調子で少しずつ回復へと向かっていってほしいですね(^^)
午後からは特別混雑する事はありませんでしたが、常に患者さんがいらっしゃっているような印象がありました。
診察では昨日水様便をし、その後は普通の便だったというワンちゃんが来院されました。カルテを見ると以前に子宮蓄膿症という病気で内科的に治療を行った経緯がありました。この病気は手術ではなく内科的に治療を行った場合、生理が来るたびに再発の恐れがある為、検便と念の為に腹部のレントゲン撮影と血液検査も行いました。すると、幸いレントゲンでは膿が溜まっている様子もなく、血液検査でもCRPと白血球の数値も高くなってはいなかった為、注射治療と内服薬で様子をみてみる事になりました。 他にもオシッコに血が混ざって少しピンクっぽいというワンちゃんも来院され、男の子のワンちゃんだった為、尿道にカテーテルを入れて採尿を行い、明日専門の検査機関に出して、膀胱結石の結晶成分などがないか詳しく検査をする事となりました。 さらに4日ほど前からお腹を壊してしまい、吐いており、食欲もないというネコちゃんも来院されました。飼い主さんのお話では自由に外に出ており、近くに畑がある為、何か食べてしまったかもしれないとの事でした。触診などを行い、少し脱水傾向にあった為、注射治療と水分補給として皮下点滴治療を行い、内服薬と飼い主さんの希望で缶詰も一緒にお出ししました。雪が解けてくるとつい拾い食いをして、「吐いて下痢」という症状でいらっしゃるワンちゃん・ネコちゃんが増えてきます。さらに暖かくなってくると、畑や木などに除草剤などを撒いて、それを食べてしまうなんて事もありますから、十分に気を付けてあげましょう。
写真は午前中に血液検査で使う血球計算機の試薬の補充と清掃を行っている様子です。 もう一枚は診察時間中、いったん待合室に患者さんがいらっしゃらない時間が数分だけあった為、棚を直したり、ソファを拭いたりなど待合室を整えているところです。pm7:17(畠山)
|
|
|
|