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2015/03/26(木)
春の訪れ
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少しずつ、天気も暖かさも春に近づいているような気分になるお天気でしたね。朝起きて、雲一つない快晴だと気分も上がりますよね\(^o^)/心なしか、ワンちゃんネコちゃんたちも天気がいいと、動きも軽やかでいい気分に見える気がします。
今日は一日通して来院された方が多くいました。 午前の診察では、尿に血が混じっているというワンちゃんが来院されて、取り急ぎ尿検査に出す為に導尿して尿を採取、尿道や膀胱に石がないかのレントゲンを撮る検査をしました。レントゲンには石は写っておらず、採尿する際も特に突っかかったりということはありませんでしたので、尿検査の結果が出るまでは暫定的に膀胱炎という形で、投薬してもらい様子を見ることになりました。検査結果でもし石が出ていた場合だと、食事療法や、内服、石を溶かすのを助けてくれるサプリメントなどをあげてもらわなくてはいけなくなります。また、石が一回出た子の場合、ワンちゃんネコちゃんどちらも、再発しやすくなります。ですので、食事療法や場合によってはお薬などを辞めずに根気よく続けていく事が大切になります。また、このワンちゃんですが、レントゲンを撮ったところ、心臓も悪いことが分かりました。ミニチュアダックスで16キロ越えという肥満なワンちゃんでしたので、ダイエットを頑張ることと、心臓についてもお薬をこれから飲ませていただくこと、あとは興奮させないこと、などこれ以上悪くしないような注意点を先生がお話してこちらも自宅での治療を頑張ってもらう事になりました。 午後の診察では、男の子のネコちゃんで膀胱結石が再発してしまった子が来院しました。上の話に関連付きますが、この子は一度膀胱結石になってしまい、麻酔をかけての処置をして入院、その後はしばらく通院してもらい、お薬と食事療法を自宅でしてもらう、という流れでした。しかし、食事療法があまりうまく行われていなかったようで今回、同じく再発してしまい、再度麻酔をかけての処置となってしまいました。やはり、こういった再発してしまった子をみると、どれだけ食事療法や薬・サプリメント投与、定期的な尿検査、などが大切か思い知らされます。「継続は力なり」とはこういったこともいうのかもしれないです。他にも入院していたネコちゃんワンちゃんがいたので、その子達のお迎えや、注射治療の子、血液検査の子たちで6時過ぎからは特に混雑していました。お待たせしてしまった方々、申し訳ございませんでしたm(__)m
今日の手術は、ネコちゃんの避妊手術が2件と、ワンちゃんの乳腺腫瘍、その他腫瘍の除去の手術でした。ワンちゃんに関しては、腫瘍が大きかったこともあり、1時間半弱という長い手術でしたが、術後は飼い主様が面会にきてくれたこともあり落ち着いたのか、今ではゆっくり休んでいます。
今日の1枚目は院長が上で話したダックスの飼い主様にレントゲンの検査結果をお話しているところになります。二枚目は、点滴治療のワンちゃんの輸液剤を取り換えているところです。午後7時50分(佐藤)
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