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2015/03/12(木)
体への負担を考えてみよう
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今日は日が出てきたと思ったら、急に吹雪いたりと忙しい空模様でした。しかし、病院は逆で午前・午後ともにとてもゆったりした1日となりました。
診察では椎間板ヘルニアで注射治療やレーザー処置を行ったワンちゃん達が来院されました。いずれのワンちゃんも犬種はミニチュア・ダックスフンドのワンちゃんでした。このように胴長短足のワンちゃんは椎間板ヘルニアになりやすい犬種となっております。日頃から階段などの上り下りや前や後ろから抱き上げるなど腰が反るような姿勢、肥満など様々ですが腰に負担が掛らないよう心掛けてあげましょう。抱き上げる際はワンちゃんの横から胸とお尻の2点で支えてあげるようにしてあげて下さいね。また、この犬種は食べるのが大好きな子が多いですし、ねだられるとつい多めにあげてしまいがちですが、肥満は腰への負担だけでなく様々な病気へのリスクをあげてしまいます。肥満は全てのワンちゃん・ネコちゃんに当てはまる事ですので1日のおやつや食事の量を決めておくなど、家族でルールを決めるておくのも1つの手段かもしれませんね。 よく飼い主さんからこの子は太ってますか?というご質問を頂く事とがあります。人と同じようにワンちゃん・ネコちゃんたちにも体格差はありますので、この種類は何kgですというよりはボディ・コンディション・スコア(BCS)というものを参考にしてみていきます。今回はワンちゃんの理想体重のBCSをご紹介します。 @肋骨…薄い脂肪が覆われ、触る事が出来る。 A腰部…薄い脂肪に覆われ、なだらかな輪郭をしており、骨格は触る事が出来る。 B体型…横から見ると腹部にへこみがあり、上から見ると腰に適度なくびれがある。 お家のワンちゃんはいかがですか?ぜひ参考にしてみて下さい。
写真は男の子のネコちゃんの去勢手術で麻酔を入れる様子です。 もう一枚はボディ・コンディション・スコアの表の一部です。通常は痩せすぎ、痩せている、理想体重、太っている、太りすぎなどの5段階評価で評価していきます。pm7:00(畠山)
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