|
2015/02/07(土)
体への負担
|
|
|
だんだん日も長くなってきて、4時、5時頃でもまだ明るいなと感じるようになりました(^_^)
病院は1日を振り返ってみると、耳の処置が続いた午前の診察と皮下点滴治療が続いた午後の診察といった印象でした。
耳の処置で通院されていたワンちゃんの中には今回で治療が終了となった子や子宮蓄膿症で食欲がなく皮下点滴治療と注射治療を行っていたワンちゃんは手術をどうするか悩まれていたのですが、このままの治療では改善が見られない為、思い切って手術を行う事となりました。 他にも軟便で血便をしたというワンちゃんも来院されました。検査は持参して頂いた便で顕微鏡での一般検査と一般検査では見つかりにくい、専用の検査キットを使ってジアルジアの検査も行いました。検査結果は特別寄生虫の卵などは見つかりませんでした。ワンちゃんは元気、食欲もあるという事でしたので、内服薬だけお出しして様子を見て頂く事となりました。 また、後ろ足の歩き方がおかしいというワンちゃんも来院されました。触診などを行うと右足が腫れている事が分かりました。さらにたまにナックリングといって足の甲を下にして歩くという事も確認されました。検査は股関節と膝、足先の合計3枚のレントゲン撮影を行いました。結果は膝にカルシウム沈着が認められました。このワンちゃんは高齢のワンちゃんという事もありますが、同時に太っているという事もあり膝に負担が掛っているようでした。お薬は痛み止めのお薬をお出しして様子を見て頂き、ダイエットにも気をつけていただけるようお話をしました。 このように太っていると関節への負担、心不全の場合心臓への負担、手術を行う際の麻酔のリスク、夏場は痩せている子よりも熱中症になるリスクなどが大きくなってなってしまいます。上記の子宮蓄膿症のワンちゃんも太っているという事が原因で手術を踏みとどまっておりました。 喜ぶ姿や甘えられるとついおやつや人が食べる物などをあげてしまいがちですが、ここはワンちゃん・ネコちゃんの体の為にも心を鬼にして体重管理に気をつけて頂ければと思います。特に避妊・去勢手術を行った子たちは太りやすくなりますからより一層気をつけましょう。
写真は診察中に使った注射器を滅菌し、滅菌器から注射器が入っている箱を出すところです。 もう一枚はお電話で注文を頂いた薬の準備をしているところです。pm6:00(畠山)
〜お知らせ〜 1月6日よりHPがリニューアルされました! ブックマークをして頂いている方は 改めてこちらからアクセス後、改めてブックマークをお願い致します。 URL→http://www.minatokita.com/
また、『ウチの子自慢』も復活致しました! どしどしご応募下さい☆(パスワードでの入室となりますが、 患者様専用掲示板と同じパスワードとなっております。)
|
|
|
|