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2015/02/26(木)
下り坂の天気
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河辺方面の田んぼには北への旅立ちに向けて羽を休めたり食事をしながら過ごす白鳥の姿がたくさん見られました。鳴き声も盛んに聞こえてきて、編隊を組んでさっそく北に向かっている組もいるようですね。本能でああいう風に旅をしているのってすごいなぁと毎年のように思います。 ここ最近はしばらく良いお天気が続いていましたが、夜になって雨が降り出してきましたね。明日は大荒れとなる予報も出ておりますので、お出かけの際はお気をつけ下さいね。明日は荒れるから今日来ました!と、予定を早めて今日来院をされた方も何人かおりました。
今日は入院をしている子達が4頭おりましたので、朝一番でそれぞれの子達の様子を見ながらタオル交換を行ったり、朝ごはんを準備して食べ具合などをみていきました。その他、院内清掃を行ったりもしつつ慌ただしい朝の時間となりました。 診察の流れは比較的穏やかではありましたが、血液検査やレントゲン等検査が続いた場面が午前も午後もありました。高齢の子で体調を崩してくる原因の一つとして、甲状腺ホルモンの分泌異常が起こっているケースがあります。特に甲状腺ホルモンの分泌が少なくなってしまう甲状腺機能低下症は、全体的に元気がなかったり寒さに弱くなったり、尻尾や鼻筋付近の脱毛があったりするもので、この診断が出るケースだと生涯にわたって甲状腺ホルモンを補うお薬で調整が必要になったりもします。血液検査での測定には専用の器械、そして専用カートリッジを使っていきます。血液では、本当に様々な事が分かりますね。ヒトもペット達も検診というものの必要性を改めて感じます。
午後の診察時には、昨日腫瘍摘出手術を行ったワンちゃんの退院がありました。この子は朝から食欲も元気も旺盛でしたが、オーナーさん達がお迎えにいらっしゃった際にはそれを察したのか、さらに元気に鳴いてアピールをしていました。
写真は、上は入院の子の点滴に入れる薬剤を準備している様子です。状態に合わせた内容になっています。下は入院中の子達のお食事を準備している様子です。入院中は、もちろん当院でフードの準備をさせて頂いていますが、いつものフードをお預かりして出すことも可能です。やはり中には病院でのフードは食べずとも、オーナーさんが面会時に持って来て下さったフードは食べてくれた!という事もあります!午後8時(対馬)
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