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2015/10/03(土)
食後の注意
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今日は雨が降ったり止んだりと、忙しなく、竜巻注意報まで出ておりましたね。まさしく秋の空といった感じでしょうか。
病院は土曜には珍しく、あまりカルテが並ぶという事はありませんでしたが、常に患者さんがいらっしゃっており、途切れたのも数十分ほどでした。
診察では耳ダニの処置にいらっしゃったネコちゃんや糖尿病で血糖値の測定にいらっしゃったワンちゃんもおりました。 他にも以前から皮膚病の治療を行っており、経過を診せにいらっしゃったワンちゃんは今回から薬用のシャンプーが変更になりました。 さらに吐いて下痢をしており、呼吸も少し早いというワンちゃんが来院され、検便と血液検査、問診などから腹部のレントゲン撮影を行いました。すると、レントゲンの結果から子宮蓄膿症である事が分かりました。幸い血液検査では腎臓の数値などは高くなってはおりませんでした。食欲もあり、高齢という事もある為、今回は内科的治療を行いました。これから、内科的治療と外科的治療のどちらでいくかはいろいろなリスクなどを考えて家族で相談して頂く事となりました。 また、朝一番で胃拡張・胃捻転症候群で早く治療が必要なワンちゃんも来院されました。検査は血液検査とレントゲン撮影を行い、この病気は胃にガスが溜まる病気な為、針を刺してガスを抜く処置が行われました。処置後は点滴を入れて症状が落ち着くまでお預かりとなりました。 この病気はご飯を食べた後、すぐにお散歩や激しい運動、床に寝そべってコロコロ回ったりなどを行うと起きやすい病気です。この病気はすぐに治療が必要な為、様子を見るなどは絶対にしないでください!!今回は小型犬でしたが、特に大型犬は注意が必要です。
写真は胃拡張で針をさしてガスを抜く処置を行っている様子です。 もう一枚は心不全のワンちゃんのレントゲン撮影を行ったあと、以前と比べて進行具合をみているところです。隣ではスタッフがカルテを確認しています。pm6:00(畠山)
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