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2015/10/16(金)
誤飲注意
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昨日の新聞で錠剤のお薬を誤ってフィルムごと飲んでしまう方が多くなってきているようで、周囲の方は気を付けて見てあげて下さいといった内容が載っておりました。これはワンちゃんも似たような事があり、たまたま落ちていたおじいさんのお薬をフィルムごと飲み込んでしまったという事でたまに来院される方がいらっしゃいます。もちろん、フィルムに入っていなくてもお薬の内容によってはすぐに吐かせる処置を行わなければいけない事もありますので、お薬だけでなく誤飲をしてしまった場合は、水や食事などは与えず、飲み込んだ現物と一緒にすぐに来院してくださいね。日頃からワンちゃん・ネコちゃんたちの目線に立って、出来るだけ手の届くようなところには物を置かないようにしましょう。
病院は特別混雑する事はありませんでしたが、お迎えの時間や診察などが重なり一時的に集中する事はありましたが、全体的にみると落ち着いた1日だったように感じました。
診察では定期的に排便処置にいらっしゃるネコちゃんたちや糖尿病で血糖値の測定にいらっしゃったネコちゃん、椎間板ヘルニアでレーザー処置を行ったわんちゃんなどもおりました。 他にも交通事故に遭ってしまったというワンちゃんはレントゲン検査と血液検査を行い、骨盤を骨折している事が分かりました。残念ながら骨折した場所が悪く、手術が難しい場所だった為、今後の治療について飼い主さんとお話をした後、数日点滴をいれながらお預かりとなりました。 また、山にいたネコちゃんを保護したという方もいらっしゃいました。ネコちゃんは妊娠をしており、いつ生まれてもおかしくないほどお腹が大きくなっておりました。飼い主さんの希望で、お腹にいる赤ちゃんを出産した後、避妊手術を行うとの事でした。今回は健康チェックとして、血液検査と検便を行いました。血液検査では特別異常もなく、白血病やエイズの感染も見られませんでした。しかし、検便でマンソン裂頭条虫という寄生虫の卵が見つかりました。お腹の赤ちゃんの事を考えお薬は出来るだけ控えたいので、出産後に虫下しのお薬を飲んで頂く事となりました。
お昼に行われた手術は男の子のネコちゃんの去勢手術が1件と女の子のワンちゃんの避妊手術が1件、合計2件の手術が行われました。当院では女の子のワンちゃんは血液凝固検査などの術前検査を行ってから手術を行います。今回は飼い主さんのお仕事の都合上、少し早めに来院していただき、手術当日に術前検査を行いました。通常は検査後、異常がなければ、予約を入れるという流れになりますが、どうしても都合がつかない場合は1度ご相談いただければと思います。
写真は骨折してしまったワンちゃんの飼い主さんと検査結果を踏まえて、今後についてお話をしているところです。 もう一枚はワンちゃんの避妊手術を行っている様子です。pm7:00(畠山)
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