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2015/01/24(土)
晴れた週末
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今週末の天気は晴れのようです。今日も最近にはないくらい天気がよくて、ポカポカ陽気でしたね。来院された方のなかにも、特にネコちゃんで、天気がいいから外に出たがってずっと鳴いています、という声を聞きました。やはり暖かくなってくると、行動するネコちゃんが多くなるみたいですね。
今日は土曜日ということもあって、午前に集中して来院されたワンちゃんネコちゃんが多くみられました。
診察では、生理が終わったのにまたきて、様子をみていたら食欲もなく、陰部から膿のようなものがでているというワンちゃんがいました。まずはじめに疑うのが、この子が女の子で陰部から膿が出ているということで子宮蓄膿症という子宮の病気を疑います。今日いらっしゃいっていたオーナー様も、インターネットなどで調べたら子宮の病気じゃないかなと思った、とおっしゃっていました。取り急ぎ血液検査と、レントゲン撮影をして確認したところ、やはり子宮蓄膿症でした。今日の所は注射治療をしてお薬を出して、通院して頂く事になりました。手術になる場合も多くありますが、今回の子の場合は肥満傾向だったこともあり、飼い主さんとの話し合いでまず通院という形をとって様子をみることになりました。肥満の子の手術の場合、大きなリスクが伴います。お腹をあけると脂肪でギトギトしていて手術時間も長くなってしまいます。その分麻酔も多く入りますので、身体にも多くの負担が掛ってしまいます。しかし「肥満」と聞いてもどのオーナー様もそこまで重くは考えないと思います。実際問題、肥満の子は手術は大変という事だけではなく、ヘルニアや、心臓の病気にもかかりやすくなります。まずは、自分の子が肥満気味かどうか知る事から始めてみるといいと思います。一番わかりやすく説明すると、ワンちゃんネコちゃんの背中を上から下にむかって優しく撫でてあげて下さい。その際、簡単に背骨を確認する事ができたら肥満傾向ではありませんが、割と強めに撫でてわかるようでしたら肥満気味かもしれません。今はダイエット志向のフードやおやつも出てるみたいなので、将来のワンちゃんネコちゃんのためにも、今できる事をしてみるといいかもしれないですね。
今日の手術は男の子のネコちゃんの去勢手術が一件でした。病院自体初めてのようだったので来たときは緊張していましたが、手術が終わると落ち着いた様子でした。
写真は去勢手術の準備をしているところで、下の写真は混合ワクチンの張り紙を作っている様子です。午後６時（佐藤）
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