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2015/01/16(金)
冬晴れ
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今日は冬晴れの一日でしたが、明日からまた雪が降るみたいですね。明日明後日は、大学のセンター試験があるようなので、できるだけ落ち着いた天気になってくれるといいものです。
そんな晴れた今日は、一日通してみても特に混む様子はなく病院内も外のお天気のように落ち着いた一日となりました。
午前には、血液検査を必要とするワンちゃんネコちゃんが割と多く見受けられました。今日検査した子は、どちらも甲状腺のホルモン検査も合わせて行う血液検査でした。こちらの検査は、甲状腺のホルモンがどのくらい出ているか、という検査になります。少なすぎても、多すぎても、それぞれ病気につながります。それぞれ病状が進行すると、甲状腺ホルモンが多く出過ぎてしまう亢進症は、動悸が激しかったり、落ち着きがない、食欲はあるのに体重が減っていく、などの症状が出てきます。甲状腺ホルモンが少ない低下症は鼻や尾の毛が抜けてきたり、見た目から元気がなくなってきたりします。これら甲状腺機能低下症、亢進症にかかった場合は、お薬での治療がメインとなります。その子の病状や、検査結果に合わせて投与してもらう量を決めていくことになります。
午後に来ていたネコちゃんは、脇のあたりの毛がベトベトしているということで来院されていました。そこの部分の毛を刈ってみると、大きな傷跡があるのが分かりました。まだ傷がついてから日が経っていなく、長毛のネコちゃんだったので、傷口に毛が覆いかぶさっていてかさぶたのようになっていた為、傷に気付かなかったということです。無理に毛をはがすと出血してしまうので、その上から消毒して、軟膏のお薬を塗り、ビタミン剤や、止血剤などの注射を打ちました。また、舐めれる場所ということで、エリザベスカラーを付けて頂き舐め防止の対策をしていきました。外に出るネコちゃんでしたので、ケンカによるものだと思います。だんだん春に近づいてくると外に出るネコちゃんが増えると思いますが、小さい傷が命に関わる傷になるかもしれないので、気を付けて見てあげてください。
今日の手術は、女の子ネコちゃんの避妊手術２件でした。どちらの子も特に問題もなく、夕方に退院しました。また、昨日緊急で断脚手術を行ったネコちゃんも、夕方退院となりました。
また今日の写真ですが、上の写真は、お昼に駐車場を掃除したときに撮ったものです。冬の晴れた日は気分もなんだか晴れ晴れしますよね（*^_^*）下の写真は、お迎えに来ていたネコちゃんをゲージに移しているところです。同じお家で2匹一緒の手術となりましたが、二人ともとっても可愛くお利口さんなネコちゃん達でした。午後７時(佐藤）
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