|
2014/08/02(土)
午前集中でした
|
|
|
八月に入り明日からはいよいよ竿燈まつりがスタートします。待ちに待ったという感じで楽しみにしています!!お天気も良いようで、暑さ対策をしっかりしてお出かけください!
病院は午前中に集中して混雑をした日でした。診察スタートしてからは、ノンストップで診察が続き、すべての診察・処置が終了したのは、1時位になってからでした。血液検査やレントゲン撮影、細胞診検査なども行われましたし、排便処置も2件行われたり、時間を要する検査や処置が多くありました。 排便処置は、ほとんどがネコちゃんなのですが、お尻から器械を入れて便を挟んでかき出すような処置を行います。便秘になってしまう原因にもいろいろありますが、多くは巨大結腸症といって、腸が伸びきってしまって便を押し出していく、蠕動(ぜんどう)運動という機能が弱ってしまうために、便を出すことなくどんどん溜まっていってしまう状態になってしまうケースです。また、石のように固くなってしまった便が、栓のようになってしまい便が出なくなってしまったり、交通事故などにより、骨盤骨折してしまいその程度によっては便の通り道が極端に狭くなり、排便障害がおこる事もあります。いずれにしても、便が出ないと本人も苦しいですし、吐き気も出たりして、生命にもかかわってきますので、定期的な処置で通院をしているネコちゃん達が何頭もおります。理想的な処置の流れは、午前中にいらして頂き、一回目の処置を行い、もし器械が届かない場所にもまだ残っている様なら、夕方までお預かりをさせていただいて、便が動いたところで二回目の処置を行っていくという事をお話しております。
細胞診検査を行った子は、2カ所の出来物があり、年齢や出来物のある場所の事も考えると、手術に踏み切るかどうかの判断が難しいこともあり、まずは細胞診検査を行って、その結果に基づいて再度検討していく事となりました。
写真は、上が皮下点滴の準備をしている様子と、下は、上記でお話をした器械です。
|
|
|
|