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2014/07/16(水)
実習生さんが来ております
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雨が降ってさらにジメッとした一日でした。高温多湿の毎日・・・人も動物もジメジメと過ごしにくいですね。皮膚やお耳のトラブル、そして胃腸のトラブルも出やすい時期となっていますので、念入りに様子をみてあげてくださいね!
さて、病院はそれほど混雑はせず、穏やかな一日となりました。 昨日バリウム検査を行い、食道の働きに異常が見つかったネコちゃんは、今日夕方まで念おきしてお預かりをして経過をみておりました。状態は安定をしており、今後の生活などについてや、飼い主さんが不安に感じていることなどを、十分な時間をかけてお話をしていきました。食道の病気は、水分(バリウム)すら、すぐに胃に流れていけず、一部食道に残ってしまったりします。これが、固形(フード)となると、さらに流れづらくなり、結果として吐いてしまう、という事になってしまうので、物理的に下に落としていくという方法を取ったりします。床に食器を置いているところを、階段状のものに置いたり、手で持ってあげたりして、なるべく立たせた状態で食べさせて、フードを胃に落としていくというイメージです。飼い主さんも本人にも、慣れるまでは大変かと思いますが、うまく病気と付き合っていってもらえればなと思います。
昼からは、ワンちゃんの乳腺腫瘍摘出手術が行われました。摘出する部分は二か所です。こういった手術の場合、摘出する部分にマーキングをして写真に記録し、さらに術中、術後などもピンポイントで写真に収め、退院の際などにそれをお見せしながら飼い主さんにお話をさせて頂いたりしております。手術は電気メスで腫瘍を焼切りながら摘出し、手術終了後は点滴を入れながら一泊入院の予定となっております。
写真は、上が手術の時の様子です。昨日から学生さんが実習にいらっしゃっており、手術も見学しております。期間中は飼い主様ともお顔を合わせる事があると思います。どうかご理解、ご協力よろしくお願い致します!下は、入院中のワンちゃんの様子を診ている様子です。午後7時50分(対馬)
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