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2014/07/14(月)
子ネコを保護したら
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曇り空でもジメッと暑い一日でしたね。
毎週月曜日の診察は休診となってはおりますが、スタッフは病院に午前中からおり様々な業務をおこなっております。今日は入院の子も大きな手術の予定も入っておらず穏やかな午前中ではありますが、院内清掃やお薬のご注文やお問い合わせの電話応対なども行いつつ、お薬や処方食を取りに来院をされた飼い主さんの対応もしております。
午後4時からの診察前から受付をお済ませになり順番をお待ちになる方が多く、診察が始まったころには、たくさんのカルテが並んでおりました。診察にいらっしゃったのは、多くは通院治療や、定期的な処置で来院をしている子達でしたが、中には、子ネコを保護して診察にいらっしゃった方、術後の抜糸での来院、体調が急に悪くなってしまって来院をされた方もおりました。
子ネコを保護された方のご自宅には、先住ネコちゃんがおり、一緒に過ごさせても良いかどうかというお話もありました。こういったケースで一番気を付けたい事は、伝染病です。特に、猫白血病ウイルスや猫エイズウイルス、猫伝染性鼻気管炎(人でいうインフルエンザのようなもの)、また、お腹の寄生虫やノミダニなど・・・・新しく迎えた子から、先住ネコちゃんへの感染という事もあり得るケースですので、まずは一通り診察と、検便も行いました。また、白血病や猫エイズは血液検査キットで検査を行えば判定ができます。ただ、感染したばかりなどであれば検査では引っ掛かってきませんので、3週間以上経ってから検査を行う事となりました。その間は先住の子との接触も避け、同時にくしゃみや鼻水などの症状が出てこないかも看ていてあげて下さいねというお話をさせて頂きました。 もちろん、先住の子が居なくても保護した子達は一通りの健康チェックをお勧めいたします!
写真は、上が血液検査やレントゲン撮影を行い、全ての結果が揃い院長がこれから飼い主さんへのご説明をさせて頂くところと、下は、スタッフがカルテ記入をしているところです。午後7時30分(対馬)
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