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2014/06/29(日)
お外は危険がいっぱい
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朝のうちは持ちこたえていた天気も、お昼近くから雨模様となってきてしまいました。
日曜日の診察は、お仕事がお休みという飼い主さんが多い事もあり混みやすくなっていて、今日も診察開始前から受付をお済ませになり待機されている方も多くいらっしゃいました。前半は、診察も途切れる事なく続いていき、それぞれスタッフや院長が飼い主さんから状態を伺ったりしながら検査や治療、処置を行っていきました。 その中に、数日前から具合が悪いというあるネコちゃんの来院がありました。そのネコちゃんを見てみるととても具合が悪そうな様子をしていて、足元もフラフラとしてしまっている状況です。合わせてお外に遊びに出かける子という事、皮膚や目が黄色く黄疸が出てしまっている状態から考えられることは、何かしらの中毒症状です。外に出かけると地域性などもありますが、除草剤、農薬、殺鼠剤・・・様々な毒物と接触の可能性があり、常に危険と隣り合わせです。状態確認の為に行った血液検査では、肝臓の数値がとても高くなってしまっていました。
また、子ネコで体に白いうごめく何かがたくさんついているという子の来院もありました。診察してみると、それはノミでもマダニでもなく、「ハジラミ」という寄生虫でした。当院で取り扱っているノミマダニの駆除薬には、このハジラミの駆除効果もありますので、さっそくそのお薬を滴下していきました。
今日の写真は、上が診察中の様子です。院長が処置を行ってスタッフがそのサポートをしています。手前では実習生さんがその様子を見学しています。今日までが実習期間となっておりました。下は、顕微鏡で見たハジラミです。午後12時05分(対馬)
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